Claude Code 2.1.227〜2.1.305:2026 年 8〜10 月のまとめ
Claude Code v2.1.227〜v2.1.305(2026/8/10〜10/20)の重要な変更を整理。新しいモデルエイリアス、自動モードのデフォルト化、ultracode、AGENTS.md、mods、claude purge、アップグレード手順まで。
2026 年 8 月 10 日から 10 月 20 日までに、Claude Code は v2.1.227 から v2.1.305 へ進みました。公式 CHANGELOG では 66 バージョン分です。大半は修正ですが、毎日頼っているデフォルトを変えるものも一部あります。エイリアスがどのモデルを選ぶか、セッションがどの権限モードで始まるか、ultracode が何を意味するか、どの組み込みツールがあるか、そしてスクリプトがどのコマンドを呼ぶか、です。
このまとめでは、そうした変更をテーマ別に整理します。以下のバージョン番号はすべて公式の CHANGELOG と照合済みで、それぞれ当サイトの該当バージョンのリリースノートにリンクしています。各セクションの最後には「やること」を記しました。ドキュメントと CHANGELOG でバージョンの記載が食い違う場合は、その旨を明記しています。
モデルの発表そのもの(価格、位置づけ、Mythos 5.1、Sonnet 4.5 の提供終了)については、「Claude Fable 5.1 と Claude 5.5 ファミリー」をご覧ください。
要点まとめ
| 変更 | バージョン | やること |
|---|---|---|
Anthropic API で fable、opus、sonnet、haiku が Fable 5.1、Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5 を指すように | 2.1.257、2.1.280、2.1.284、2.1.293 | 2.1.293 以降に更新し、固定しているモデルを確認する |
| Pro と Team Standard のデフォルトモデルが Sonnet から Opus に | 2.1.280 | Sonnet が好みなら sonnet を固定する |
effort をモデルごとに保存、maxEffortLevel で上限、5.5 系のデフォルトは medium | 2.1.251、2.1.267、2.1.280 | モデルごとに effort を選び直す |
| Ultracode が effort から独立したトグルに | 2.1.284 | /effort ultracode と /effort ultracode off を使う |
| 対話型セッションが自動モードで開始 | 2.1.283、2.1.284 | 手動モードにしたいなら permissions.defaultMode を設定する |
claude -p と Agent SDK が手動モードで開始 | 2.1.302 | 許可ルールを追加するか --permission-mode auto を渡す |
| 新しいモデルでは todo/task ツールを提供しない、TaskOutput を削除 | 2.1.233、2.1.268、2.1.277 | それらを前提にしたプロンプトや hook を更新する |
| CLAUDE.md がなければ AGENTS.md を読む | 2.1.277、2.1.281 | 正とする指示ファイルを 1 つに決める |
| Claude Mods | 2.1.287 | 信頼できる提供元の mod だけを入れる |
claude purge が claude project purge を置き換え | 2.1.288 | スクリプトを更新する |
--restricted、--permission-prompts、--system-prompt-snapshot off、--desktop | 2.1.248〜2.1.285 | 評価ハーネス、CI、引き継ぎで使う |
| Code Review の一般提供(10 月 15 日)とレビューレベル | 2.1.304 | リポジトリごとにレベルを設定する |
1. モデルエイリアスとデフォルトモデル
| バージョン | 日付 | 変更 |
|---|---|---|
| v2.1.257 | 2026-09-01 | Claude Fable 5.1 を追加。fable が Fable 5.1 を指すように(Claude apps gateway のセッションは当面 Fable 5 のまま) |
| v2.1.280 | 2026-09-22 | Claude Opus 5.5 を追加。Anthropic API、Claude Platform on AWS、Amazon Bedrock、Google Cloud’s Agent Platform で opus が Opus 5.5 を指すように。Pro と Team Standard のデフォルトモデルが Sonnet から Opus に |
| v2.1.284 | 2026-09-28 | Claude Sonnet 5.5 を追加。Anthropic API で sonnet が Sonnet 5.5 を指すように |
| v2.1.293 | 2026-10-07 | Claude Haiku 5.5 を追加。Anthropic API で haiku が Haiku 5.5 を指すように |
この期間には、v2.1.236 で ANTHROPIC_DEFAULT_MODEL 環境変数も追加されました。新しいセッションの開始時のモデルを設定するもので、/model で選んだモデルはこれより優先され、再起動後も保持されます(この点が ANTHROPIC_MODEL と異なります)。
やること: claude --version を実行し、v2.1.293 以降に更新してください。Claude Platform on AWS、Amazon Bedrock、Google Cloud’s Agent Platform、Microsoft Foundry では、一部のエイリアスがまだ古いモデルを指しています。プロバイダー別の対応表は「Claude 5.5 ファミリーのガイド」にあります。
2. Effort:モデルごとの保存、medium のデフォルト、上限
- v2.1.251:
/effortがデフォルトの effort レベルをモデルごとに保存するようになり、モデルを切り替えてもそれぞれの設定が保たれます。レベルはユーザー設定のmodelSettingsキーに保存されます。 - v2.1.257:
/effortでsを押すと、現在のセッションだけ effort を変更できます(/modelと同じ操作)。 - v2.1.267:
maxEffortLevel設定を追加(トップレベル、またはmodelSettingsでモデルごとに指定)。Bedrock、Vertex、Foundry を含むすべてのプロバイダーで effort の上限をかけ、ユーザーはそれ以下のレベルを選べます。 - v2.1.280:
/effortがモデル単位になる前に保存された effort レベルは、Opus 5.5 などの新しいモデルには適用されず、それらは自身のデフォルトから始まります。Claude Code では Opus 5.5、Sonnet 5.5、Haiku 5.5 のデフォルトがmediumです。 - v2.1.292:Agent ツールに
effortパラメータを追加。Claude は指定した effort レベルでサブエージェントを実行します。
すべてのモデルの上限を high にし、Opus 5.5 はデフォルトの medium ではなく high に保つ設定ファイルの例です。
{
"maxEffortLevel": "high",
"modelSettings": {
"claude-opus-5-5": { "effortLevel": "high" }
}
}
やること: 使っている各モデルのレベルを /effort status で確認してください。モデル単位の保存が始まる前にユーザー設定に保存されたトップレベルの effortLevel は、Opus 5.5 以降のモデルには適用されません。/effort でレベルを選ぶか、/effort auto で保存済みのレベルをクリアしてください。上限が必要なチームは、管理設定(managed settings)で maxEffortLevel を設定しましょう。
3. Ultracode は effort レベルではなくトグル
v2.1.284:Ultracode が /effort 内の独立したトグル(Tab キー、または /effort ultracode [on|off])になり、xhigh effort を強制しなくなりました。どの effort レベルでもオンのまま使えます。
モデル設定のドキュメントは現在こう説明しています。“Ultracode is a Claude Code setting rather than a model effort level: with it on, Claude orchestrates dynamic workflows for substantive tasks, at whichever effort level the session runs at.”(Ultracode はモデルの effort レベルではなく Claude Code の設定です。オンにすると、Claude は実質的なタスクに対して動的な workflow をオーケストレーションし、セッションの effort レベルはそのまま使われます。)注意点は 2 つです。
claude --effort ultracodeと Agent SDK のeffortLevel: "ultracode"は、今も ultracode をオンにすると同時にxhighを設定します。/effortやultracode設定でオンにした場合、effort レベルは変わりません。- 永続化される
effortLevel設定とCLAUDE_CODE_EFFORT_LEVELはultracodeを受け付けません。代わりに設定で"ultracode": trueを使ってください。workflow が無効な場合や、モデルがxhighに対応していない場合、ultracode は使えません。
/effort ultracode # turn ultracode on for this session
/effort ultracode off # turn it off again (v2.1.284+)
やること: ultracode を「xhigh の上のレベル」として扱うのはやめましょう。effort レベルと ultracode は別々に選び、両方を使いたいときだけ claude --effort ultracode で起動します。workflow 側の話は ultracode ガイドで扱っています。
4. 権限モード:対話型は自動モード、-p は手動モード
- 対話型セッションは自動モードで始まる。 権限モードのドキュメントより:“With Claude Code v2.1.283 or later, auto mode is the built-in starting permission mode for interactive terminal and VS Code sessions.”(Claude Code v2.1.283 以降では、対話型のターミナルと VS Code のセッションの組み込みの開始権限モードは自動モードです。)CHANGELOG では 2 段階で行われています。v2.1.283 でサードパーティのプロバイダーやテレメトリ無効時の対話型セッションが変わり、v2.1.284 ですべてのプランとプロバイダーに広がりました。
permissions.defaultModeは引き続きこれより優先されます。 - ヘッドレス実行は手動モードで始まる。 同じドキュメントより:“In Claude Code v2.1.302 or later,
claude -pand Agent SDK runs with no permission mode set start in Manual mode.”(Claude Code v2.1.302 以降では、権限モードを設定していないclaude -pと Agent SDK の実行は手動モードで始まります。)承認が必要な呼び出しは、許可ルール、hook、canUseToolコールバック、--permission-prompt-toolのいずれかで承認されない限り拒否されます。v2.1.302 のリリースノートも参照してください。 - 無人のホスト向け。 v2.1.259 で、無人のヘッドレスホスト向けに
--permission-prompts noneが追加されました。プロンプトが出る操作は自動的に拒否され、現在の権限モード(自動モードを含む)による判断はそのまま続きます。 - 自動モードに環境を教える。 v2.1.304 では、プロジェクトと最近のセッションを読み取って自動モードに環境を教えるガイド付きセットアップ
/auto-mode-setupが、Bedrock、Vertex、Foundry、Claude apps gateway、テレメトリ無効のセッションでも使えるようになりました。
覚えておきたいルールがひとつあります。プロジェクトの .claude/settings.json や .claude/settings.local.json で設定した auto と bypassPermissions は効きません。すべての操作を自分で確認し続けたいなら、~/.claude/settings.json で手動モード(設定値は default)を指定します。
{
"permissions": {
"defaultMode": "default"
}
}
CI では、ヘッドレス実行に明示的に権限を与えます。
claude -p "Run the test suite and fix any failures" --permission-mode auto
claude -p "Run the unit tests" --allowedTools "Bash(npm test)"
claude -p --permission-prompts none "Summarize this repository"
やること: 新しいデフォルトをそのまま受け入れるのではなく、開始モードを意識して選んでください。すべての claude -p ジョブと SDK 連携を確認し、許可ルールか --permission-mode auto を与え、誰もプロンプトに答えられない場所では --permission-prompts none を付けます。ルールの仕組みは Session 18:パーミッションモデルとセキュリティで解説しています。
5. 組み込みツール:todo ツール、TaskOutput、フォーク
- v2.1.233:todo/task 管理ツール(TaskCreate/Get/Update/List、TodoWrite)は、Opus 4.8、Sonnet 5、Fable 5、Mythos 5 とそれ以降のモデルでは提供されなくなりました。
CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1で元に戻せます。 - v2.1.268 でこれは許可リスト方式になり、これらのツールは Claude 3.x、Opus 4.0〜4.7、Sonnet 4.0〜4.6、Haiku 4.5 でのみ提供されます。
- v2.1.277:非推奨だった TaskOutput ツールを削除。Claude はバックグラウンドタスクの出力ファイルを Read で読むようになり、
taskOutputMaxChars設定とTASK_MAX_OUTPUT_LENGTHは効果を持たなくなりました。 - v2.1.232:サブエージェントのフォークがデフォルトでオンに。
subagent_type: "fork"のサブエージェントは会話全体とプロンプトキャッシュを引き継ぎ、対話型セッションでのチームメイト以外のエージェント起動はデフォルトでバックグラウンド実行になります。v2.1.302 で、claude -p、Agent SDK、デスクトップアプリ、VS Code でもフォークがデフォルトでオンになりました。CLAUDE_CODE_FORK_SUBAGENT=0でオフにできます。
やること: TodoWrite、Task ツール、TaskOutput を前提にしたプロンプト、skill、hook、SDK 連携があれば更新してください。workflow が本当にそれらを必要とする場合に限り、CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1 を付けて Claude Code を起動します。設定から taskOutputMaxChars と TASK_MAX_OUTPUT_LENGTH を削除しましょう。
6. プロジェクトの指示:AGENTS.md とプロンプト監査
- v2.1.277:AGENTS.md に対応。CLAUDE.md のないプロジェクトでは、Claude Code が代わりに AGENTS.md を読みます。
/configの「Project instructions」で変更できます。 - v2.1.281:AGENTS.md 対応が Amazon Bedrock、Google Vertex AI、Microsoft Foundry、LLM ゲートウェイ、テレメトリ無効のセッションにも広がりました。
- v2.1.283:
/doctor prompt-audit(/checkup prompt-auditでも可)を追加。CLAUDE.md、skill、エージェント、コマンドに、古いモデル向けに書かれたプロンプトのパターンがないかを監査します。
やること: 他のコーディングエージェントと共有するリポジトリでは、どちらのファイルを正とするか決めてください。AGENTS.md が読まれるのは CLAUDE.md がない場合だけです。5.5 系のモデルに移行したら /doctor prompt-audit を実行しましょう。Session 17:CLAUDE.md設計も参考になります。
7. プラグインと Claude Mods
- v2.1.269:
claude plugin evalを追加。プラグインの評価スイートを Claude Code に対して実行し、スコア付きで再現可能な結果(JSON と HTML のレポート)を得られます。 - v2.1.285:
claude plugin configure <plugin>がプラグインのオプションと未設定の項目を表示し、--values-stdinで標準入力から読んだ値を保存します。 - v2.1.287:Claude Mods を追加し、プラグインがより深い動作を変更できるようになりました。同じリリースで、サイドのエージェントがあなたや Claude の見落としを指摘する組み込み mod「You should know」も加わりました。
/plugin enable cc-plugin-you-should-know@builtinで有効にできます(テレメトリが有効なファーストパーティのセッションが対象)。Anthropic の発表記事より:“Today we’re introducing mods, small TypeScript functions that change how Claude Code works.”(本日、Claude Code の動作を変える小さな TypeScript 関数「mods」を発表します。)そして “Mods ship inside plugins, so you install and share them like any plugin.”(Mods はプラグインに同梱されるため、通常のプラグインと同じようにインストールして共有できます。) claude plugin test [dir]は、mod の*.test.tsと*.test.tsxファイルを mod の hook 環境で実行します。v2.1.305 の CLI には含まれていますが、CHANGELOG での初出は v2.1.288 の修正項目なので、導入されたバージョンは記録されていません。
やること: mod は、実行するほかのコードと同じように扱ってください。Anthropic の記事ははっきりこう書いています。“They aren’t sandboxed, and you should only install mods from sources you trust”(mod はサンドボックス化されていないので、信頼できる提供元のものだけをインストールしてください)。mod を書くなら CI で claude plugin test を実行し、プラグインを公開するなら claude plugin eval のスイートを用意しましょう。
8. 自前のインフラでクラウドセッションを動かす
セルフホスト環境は、この期間の直前、8 月 7 日の v2.1.224 で登場しました。claude self-hosted-runner は、自分のマシンやコンテナを Claude Code の Web、モバイル、デスクトップのセッションの実行場所にするもので、Team と Enterprise プランが対象です。対になる --environment <environment-id> フラグは、セルフホスト環境上にクラウドセッションを作成します(ID は ccpool_ で始まります)。この期間に、ランナーには運用に必要な制御が加わりました。
- v2.1.238:
--defer-shutdown-max-min <minutes>は、SIGTERM の後も接続中のセッションへの対応を続け、指定時間が過ぎたら残りを退避して終了します。 - v2.1.248:
--client-label <label>(またはSELF_HOSTED_RUNNER_CLIENT_LABEL)で、ランナーが登録時に使うラベルを上書きできます。 - v2.1.271:組織が許可していれば、Claude Code Remote のセッション(クラウドとセルフホストのランナー)で fast mode が使えます。
- v2.1.290:
claude --environment <id>は現行の Sessions API を通じてセッションを作成します。 - v2.1.299:
claude self-hosted-runner orchestratorに--shutdown-drain-secが加わり、SIGTERM 時に処理中の作業が終わる時間を確保します。
claude self-hosted-runner setup # guided operator walkthrough
claude self-hosted-runner doctor # diagnose a deployed runner
claude -p "Run the smoke test" --environment ccpool_abc123 --ref main
やること: ランナーを運用しているなら、デプロイで稼働中のセッションが切れないよう --defer-shutdown-max-min(orchestrator では --shutdown-drain-sec)を設定し、--client-label でホストを見分けられるようにしましょう。
9. 自動化向けの新しいフラグとコマンド
| フラグまたはコマンド | バージョン | 使う場面 |
|---|---|---|
--restricted(または CLAUDE_CODE_RESTRICTED=1) | v2.1.248 | 評価ハーネスが共有マシンで claude を動かすとき。コマンドやコードを実行する組み込みツールと WebFetch を外し(--tools で名前を指定した場合を除く)、ファイルツールを作業ディレクトリ内に限定し、bypassPermissions を拒否し、ユーザー・プロジェクト・ローカルの設定を無視します |
--permission-prompts none | v2.1.259 | -p の実行で誰もプロンプトに答えられないとき。プロンプトは拒否され、権限モードによる判断は続きます |
--system-prompt-snapshot off | v2.1.267 | --append-system-prompt などのシステムプロンプトの文面を、--continue の実行をまたいで調整していて、リクエストごとにプロンプトを組み立て直したいとき |
claude --desktop | v2.1.285 | 現在のディレクトリの作業を Claude デスクトップアプリで続けたいとき。--continue や --resume <id> でセッションを指定することもできます |
claude purge [path] | v2.1.288 | プロジェクトのローカルな Claude Code の状態をすべて削除したいとき。claude project purge を置き換えるもので、旧名も動きますが通知が表示されます |
--sandbox なしの claude remote-control | v2.1.300 | 何もしていなかった --sandbox と --no-sandbox フラグは、エラーで終了するようになりました。代わりに設定で sandbox.enabled を使います |
CLI リファレンスは --system-prompt-snapshot の最低バージョンを v2.1.257 としていますが、CHANGELOG で --system-prompt-snapshot off が加わったのは v2.1.267 です。v2.1.267 以降なら、どちらの記載でも問題ありません。
claude purge ~/work/repo --dry-run # preview what would be deleted
claude --restricted -p "Grade this patch" # harness-safe run
claude --desktop --continue # open this directory's latest conversation in the desktop app
やること: スクリプト内の claude project purge と、claude remote-control に付けた --sandbox を検索してください。評価ハーネスには --restricted を使いましょう。
10. Artifacts、/design、/slides
/design [brief]は UI モックアップ、画面フロー、ランディングページ、ポスターを Claude Design の artifact として作成し、/slides [brief]は Claude Slides のスライドを作ります。どちらも CHANGELOG に導入の項目はなく、コマンドリファレンスでは両方とも Claude Code v2.1.265 以降と、artifacts が使えるセッションが必要とされています。- Artifacts には Pro、Max、Team、Enterprise のいずれかのプランと Anthropic API が必要です。Amazon Bedrock、Google Cloud’s Agent Platform、Microsoft Foundry、Claude Platform on AWS では使えません。
- v2.1.281 で、
claude remote-controlが起動する Remote Control セッションに Artifact ツールがない問題が修正されました。 - v2.1.302 で、
/design-syncと/design-loginに、スタンドアロン版の Claude Design(claude.ai/design)が 2026 年 12 月 14 日までに終了するという通知が加わりました。
/slides a quarterly review of the platform team's reliability work, for the engineering all-hands
/design a settings screen for a mobile banking app
/artifacts
やること: /design-sync でデザインシステムをスタンドアロン版の claude.ai/design に同期しているチームは、Anthropic の移行ガイドを参考に、2026 年 12 月 14 日までに移行を計画してください。
11. コードレビュー:/code-review のレベル、ultra、Code Review の一般提供
この期間の直前、8 月 6 日の v2.1.223 から、/review は /code-review のエイリアスになりました。/code-review は現在の差分やプルリクエストを指定した effort レベルでレビューし、/code-review ultra はクラウドで詳細なマルチエージェントレビューを実行します(/ultrareview はそのエイリアス)。この期間の変更は次のとおりです。
- v2.1.232:
high、xhigh、maxの/code-reviewも、他のレベルと同じくバックグラウンドのエージェントで実行されるようになりました。 - v2.1.257:
--commentがglab mr noteを使って GitLab のマージリクエストに指摘を投稿します。 - v2.1.269:
/ultrareview --postは、指摘が届いた時点で PR コメントを直接投稿します。 - v2.1.288:
/code-reviewに--max-findings <n>|allを追加し、通常の上限より多く、または少なく指摘を報告できるようになりました。 - v2.1.290:
mediumeffort の/code-reviewは、レビュー向けの調整がないモデル(Opus 5.5 と Sonnet 5.5 を含む)でも、コードの整理と CLAUDE.md の規約に関する指摘を報告します。
組織のプルリクエストをレビューする Code Review は、10 月 15 日に一般提供になりました。Anthropic の一般提供の発表より:“Code Review is out of research preview and available to Claude Team and Enterprise organizations.”(Code Review はリサーチプレビューを終え、Claude Team と Enterprise の組織で利用できるようになりました。)そして “Most reviews now finish about 3x faster (~20 minutes down to 6-10 minutes) compared to during preview.”(プレビュー期間と比べ、ほとんどのレビューが約 3 倍速く、約 20 分から 6〜10 分で終わるようになりました。)v2.1.304 ではレビューレベルが加わり、Owner が組織全体で Quick、Standard(デフォルト)、Deep を選び、個別のリポジトリに別のレベルを設定できるようになりました。
/code-review high 1234 # review pull request 1234 at high effort
/code-review --fix # review the current diff and apply the findings
/code-review --max-findings all # report every finding instead of the usual limit
/code-review ultra # deep multi-agent review in the cloud
やること: リスクに応じてレベルを選びましょう。レベルを指定しない場合、/code-review は前回入力したレベルを再利用します。Team と Enterprise の管理者は、重要なリポジトリには Deep、定型的なリポジトリには Quick を割り当てられます。
12. そのほか知っておきたい変更
| 変更 | バージョン |
|---|---|
バックグラウンドタスクが /goal を 30 分以上待たせると、Claude が状況を確認する(CLAUDE_CODE_GOAL_CHECKIN_MINUTES=0 で無効化) | v2.1.234 |
| 組み込みの「Concise」出力スタイル | v2.1.237 |
PreModelSwitch と PostModelSwitch の hook イベント | v2.1.251 |
フルスクリーンの差分パネル(/diff で切り替え) | v2.1.260 |
/skill-doctor が使われていない skill とそのコンテキストコストを表示 | v2.1.261 |
/output-style [name] で出力スタイルを一覧・切り替え | v2.1.269 |
onFailure: "block" でコマンドと HTTP の hook を失敗時に遮断(fail closed) | v2.1.295 |
1 時間のプロンプトキャッシュが切れる前のアイドル時コンパクション。v2.1.302 で /config に Idle compaction の項目が追加 | v2.1.299 |
アップグレードのチェックリスト
claude --version # where you are; v2.1.305 is the newest release covered here
claude update # update to the latest version
claude doctor # read-only installation and settings diagnostics
続いて、意味が変わった設定を見直します。
- 開始時の権限モード。 自動モードを使いたくない場合は
~/.claude/settings.jsonでpermissions.defaultModeを設定し、claude -pのジョブには許可ルールか--permission-mode autoを与えます。 - 固定しているモデル。 設定、
ANTHROPIC_MODEL、ANTHROPIC_DEFAULT_*_MODEL変数、サブエージェントのmodel:フィールド、fallbackModelで古い ID を検索します。特にclaude-sonnet-4-5-20250929は、2026 年 11 月 30 日に Claude API で提供終了になります。 - Effort。 ユーザー設定のトップレベルの
effortLevelは、Opus 5.5 以降のモデルには適用されません。/effortでモデルごとのレベルを保存し(modelSettingsに保存されます)、上限が必要ならmaxEffortLevelを追加します。 - Ultracode。
/effort ultracode、/effort ultracode off、またはultracode設定を使います。effortLevelはultracodeを受け付けません。 - 名前の変更と削除。
claude project purgeをclaude purgeに置き換え、taskOutputMaxCharsとTASK_MAX_OUTPUT_LENGTHを削除し、claude remote-controlの呼び出しから--sandboxと--no-sandboxを外します。 - Todo ツール。 workflow が本当に TodoWrite や Task ツールを必要とする場合だけ、
CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1を設定します。 - 指示ファイル。
/doctor prompt-auditを実行し、CLAUDE.md と AGENTS.md のどちらを正とするか決めます。
出典
- Claude Code の CHANGELOG と GitHub releases。リリース日は GitHub の公開日時(UTC)です
- Claude Code ドキュメント:モデル設定、権限モード、CLI リファレンス、コマンド、設定リファレンス、ツールリファレンス、Artifacts、Mods の概要、セルフホスト環境
- Anthropic:Customize Claude Code with mods(2026 年 10 月 1 日)、Code Review is now generally available(2026 年 10 月 15 日)
上に挙げたバージョンには、当サイトのリリースアーカイブにそれぞれ個別のページがあります。新しいエイリアスの背後にあるモデルについては「Claude Fable 5.1 と Claude 5.5 ファミリー」をご覧ください。