Claude Code v2.1.233:worktreeのGitLabマージリクエスト対応、LinuxでのBashメモリ制限、新しいモデルでのTodoツールのオプトイン化
Claude Code v2.1.233では、--worktreeとclaude agentsがGitLabのマージリクエストに対応し、LinuxでのBashコマンド向けのメモリ制限(オプトイン)とWebFetchキャッシュTTLの環境変数が追加され、新しいモデルではTodoツールがオプトインになりました。
Claude Code v2.1.233は、変更履歴に20件の変更が記載された中規模のリリースです。worktreeとエージェントのワークフローがGitLabのマージリクエストに対応したほか、Bashのメモリ使用量、WebFetchのキャッシュ、apps gateway経由のユーザーID転送を制御する設定が追加され、新しいモデルではTodo・タスク管理ツールがオプトインになりました。そのほか、MCP、フック、スキル、WindowsでのBash権限に関する問題(2.1.232のリグレッションを含む)が修正されています。
新機能
--worktreeとclaude agentsのGitLabマージリクエスト対応
--worktreeフラグとclaude agentsビューがGitLabのマージリクエストURLに対応しました。claude agentsビューでは、マージリクエストは!Nとして表示されます。
LinuxでのBashコマンドのメモリ制限(オプトイン)
Linuxでは、Bashツールのコマンドをメモリcgroup内で実行できるようになりました。設定にはCLAUDE_CODE_TOOL_MEMORY_LIMITを使用します。オプトインの機能で、暴走したビルドによってセッションが停止するのを防ぐためのものです。
新しいモデルではTodo・タスクツールがオプトインに
Todo/タスク管理ツール(TaskCreate/Get/Update/ListとTodoWrite)は、Opus 4.8、Sonnet 5、Fable 5、Mythos 5およびそれ以降のモデルでは利用できなくなりました。再び使用するにはCLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1を設定します。
apps gatewayでのユーザーID転送
Anthropicアップストリーム向けに、オプトインのforward_user_identity apps gateway設定が追加されました。サインイン中のユーザーのIDをヘッダーとして送信するため、gatewayの背後にあるプロキシがユーザー単位で支出を集計できます。
WebFetchキャッシュTTLの設定
新しい環境変数CLAUDE_CODE_WEBFETCH_CACHE_TTL_MSで、WebFetchのセッションURLキャッシュのTTLを設定できます。デフォルト値は15分のまま変わりません。
printモードでの未認識モデルの診断
Claude Codeが認識しないモデルIDへのリクエストが送信されると、printモードでは[claude-code:unrecognized_model]という行がstderrに出力されるようになりました。modelOverridesでモデルをマッピングすると、この出力を抑制できます。
修正と改善
- WindowsとBashの権限:Windowsで、通常の
cd <dir> && <command> > file形式のBashコマンドに対して自動モードが手動承認のために何度も停止する問題を修正しました(2.1.232のリグレッション)。また、Windows上のCygwin形式のシンボリックリンクと入力リダイレクト(< file)に関する2.1.232のBash権限の変更が取り消されました。変更履歴によると、より対象を絞ったバージョンが今後のリリースで再導入されます。 - セキュリティ:NTの
\??\デバイスプレフィックスで記述されたWindowsパスがUNCパスの検証をすり抜ける問題を修正し、NTLM認証情報が漏洩する経路を塞ぎました。 - セッション:Claudeが権限プロンプトで待機している間に環境がシャットダウンすると、クラウドセッションがまれに失われたものとしてマークされる問題を修正しました。サンドボックスが有効な場合に、Linux上のアイドル状態のセッションがCPUコア1つを100%使用し続けることがある問題も修正されています。
- フック:Claude DesktopまたはVS Code上で実行している場合に、権限プロンプトでNotificationフックが発火しない問題を修正しました。
- MCP:長時間保持されたストリームを一定のタイムアウトで終了させるサーバー(サーバーレスホストなど)に対して、MCP v2接続がsubscriptions/listenストリームを延々と開き直す問題を修正しました。
- スキルとコマンド:同名のユーザー/プロジェクトスキルによってバンドルスキルが隠されている場合に、
/checkupや/reviewなどのバンドルスキルのエイリアスが-pモードやプラグイン/MCPの読み込み時に「Unknown command」と報告される問題を修正しました。また、スキル/コマンドの引数置換で、引数の値がテンプレートマーカーとして再展開されないようになりました。 - プラグイン:
claude plugin validateが単独の.claude/skillsディレクトリもチェックし、frontmatterの解析に失敗したSKILL.mdファイルを報告するようになりました。 - self-hosted runner:
claude self-hosted-runnerのセッション開始が高速化されました。セッションブランチは作業ツリーを書き換えずに作成されるようになり、2回のサーバーラウンドトリップがエージェントの起動をブロックしなくなりました。 - apps gateway:Vertex、Foundry、Claude Platform on AWSのアップストリームから返される400/413エラーに、アップストリーム自身のメッセージが含まれるようになりました。apps gatewayでの自動コンパクト(auto-compact)に関するバグも修正されています。
- アクセシビリティ:スクリーンリーダーモードで、
/effortセレクターが番号付きリストと数字入力のプロンプトで表示されるようになり、ヒントやダイアログのテキストが途中で切れなくなりました。 - ヒント:originリモートがgitlab.comまたはbitbucket.orgにあるリポジトリでは、GitHubアプリのセットアップのヒントが表示されなくなりました。エンタープライズmarketplaceのヒントは、GitHub以外の社内gitホストも対象になりました。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - Opus 4.8、Sonnet 5、Fable 5、Mythos 5およびそれ以降のモデルでTodo/タスク管理ツールを引き続き使用する場合は、
CLAUDE_CODE_ENABLE_TODO_TOOLS=1を設定してください。