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Claude Code v2.1.283:サードパーティプロバイダーで自動モードがデフォルトに、新しいモデル制御、/doctor prompt-audit

Claude Code v2.1.283では、サードパーティプロバイダー利用時やテレメトリがオフのときにセッションが自動モードで始まるようになり、availableModelsMatchとdeniedModelsのマネージド設定と/doctor prompt-auditが追加されました。

Claude Code v2.1.283は大規模なリリースです。主な変更は、サードパーティプロバイダー利用時やテレメトリがオフのときの対話型セッションの新しいデフォルト権限モード、利用できるモデルを管理者がより厳密に制御できる2つのマネージド設定、そして古いモデル向けに書かれたプロンプトのパターンを調べる/doctor prompt-auditです。2.1.282で導入されたclaude-ai名の予約も取り消され、MCP、プラグイン、起動時のレイテンシ、VS Code、クラウドセッションに関する修正も含まれています。

新機能

サードパーティプロバイダーやテレメトリオフ時は自動モードがデフォルトに

サードパーティプロバイダー上、またはテレメトリがオフの状態で、権限モードが設定されていない場合、対話型セッションは自動モードで開始するようになりました。permissions.defaultModeを設定すればそちらが優先されます。

モデル制御:availableModelsMatchとdeniedModels

新しいマネージド設定availableModelsMatchを"exact"にすると、availableModelsのエントリはそこに書かれたモデルバージョンだけを許可するため、新しいリリースは一覧に追加されるまでブロックされたままになります。新しいマネージド設定deniedModelsでは、availableModelsで許可されている場合でも特定のモデルをブロックできます。

/doctor prompt-audit

/doctor prompt-audit(/checkup prompt-auditでも可)は、CLAUDE.mdファイル、スキル、エージェント、コマンドを調べ、古いモデル向けに書かれたプロンプトのパターンを検出します。Claude Codeの設定に対して実行すると、古くなったパス、古くなったコマンド、矛盾する指示ファイルがレポートの先頭に示され、Claude Codeが文書化しているthinkingキーワードは維持されます。

claude-ai名の予約を取り消し

2.1.282でのclaude-ai名の予約が取り消されました。この名前のスキル、コマンド、ワークフロー、MCPサーバーのスキルとプロンプトは再び読み込まれ、Skill(claude-ai:*)ルールは通常のプレフィックスルールに戻ります。これとは別に、Skill(anthropic-skills:<name>)の拒否ルールは、Claude Desktopがそのスキルをプラグインとして提供した場合もブロックするようになり、Skill(skill:<name>)の拒否はスキルのエイリアスと表示名にもマッチします。

ゲートウェイとテレメトリの追加機能

ゲートウェイ向けヒントヘッダーにx-claude-code-prompt-idが加わり、LLMゲートウェイが1つのユーザープロンプトに対応するリクエストをまとめて扱えるようになりました(CLAUDE_CODE_GATEWAY_HINT_HEADERS=1でオプトイン)。Claude apps gatewayには、リクエストを構築・署名するもののアップストリームには送らず定型の応答を返すオプトインのload_test_modeブロックが追加され、デプロイの負荷テストができます。Amazon BedrockのMantleエンドポイント向けのmantleアップストリームプロバイダーも追加されました。OTEL_LOG_TOOL_CONTENT=1のときは、tool.output OpenTelemetryスパンイベントにMCPツール、WebFetch、WebSearchの出力も含まれます。

システムプロンプトのテキストとファイルを併用可能に

--system-promptと--append-system-promptで、テキスト形式と-file形式を同時に指定できるようになりました。ファイルのテキストが先に来ます。

修正と改善

  • Windows:PowerShellツールで、cmd /c rd、rmdir、del、eraseによってドライブのルート、ホームフォルダー、そのほかRemove-Itemが拒否するフォルダーを削除できてしまう問題を修正しました。
  • MCP:長時間実行されるMCPツール呼び出しがバックグラウンドに移った後も進捗通知が破棄されなくなり、バックグラウンドタスクに最新の進捗が表示されます。
  • MCP:ステートレスなリモートMCPサーバーが一時的にHTTP 404を返しても(プロキシの再デプロイ中など)、接続済みと表示されたままセッションの残りの間使えなくなることがなくなりました。起動中にセッションが終了した場合に、stdio MCPサーバーが実行されたまま残る問題も修正されました。
  • MCP:MCPツールが返した画像はファイルにも保存されるようになり、BashやReadなどのツールから開けます。/contextはMCPサーバーの指示を独立した行として数え、合計にも含めるようになりました。
  • MCP:ユーザーまたはローカルの設定ファイルに書き込めない場合(サンドボックス内など)に、claude mcp add、add-json、removeが成功を報告しなくなりました。
  • モデル:ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODELで別のモデルを固定している場合に、/modelピッカーがハードコードされたHaikuのバージョンと価格を表示しなくなりました。HaikuがセッションのメインモデルのときもDISABLE_PROMPT_CACHING_HAIKUが効くようになりました。
  • モデル:Opusがすでに1Mのコンテキストウィンドウを持つ環境では、/modelピッカーのOpusの行とDefaultモデルの名前から「(1M context)」が外れました。ウィンドウ自体は変わりません。
  • プラグイン:claude plugin validateは、Claude Codeがインストールできないプラグイン名やマーケットプレイス名を検証エラーにし、outputStyles、themes、monitors、lspServersのパスが存在しない、またはプラグインディレクトリの外を指しているプラグインも不合格にするようになりました。
  • プラグイン:claude plugin uninstallが、IDの大文字小文字だけが異なる2つのインストール済みプラグインのうち、もう一方を削除してしまう問題を修正しました。このバージョンで読めないレコードを含むinstalled_plugins.jsonが書き換えられてレコードが失われることもなくなりました。
  • プラグイン:ホームディレクトリや設定ディレクトリを移動した後(バインドマウントしたdevcontainerなど)に、ユーザーがインストールしたプラグインとマーケットプレイスが「cache-miss」で読み込みに失敗しなくなりました。
  • サンドボックス:ネストされた値が1つ無効なだけで、マネージドのsandbox設定全体が無視されることがなくなりました。無効な値は安全側に倒れ(fail closed)、ブロックの残りは引き続き適用されます。
  • Remote Control:DISABLE_TELEMETRYまたはDO_NOT_TRACKでテレメトリをオフにしている場合でも、有料プランでRemote Controlを使えるようになりました。
  • パフォーマンス:最初の応答と最初のリクエストのレイテンシが改善されました。起動時には、claude -pとClaude Code Remoteが対話型UIを読み込まなくなり、自動モード分類器のルールとArtifactツールは起動時ではなく初回使用時に読み込まれます。
  • リスト:/help、/hooks、/copy、/memory、/rewind、/diff、/pluginなどのピッカーがページキー、マウスホイール、クリックに対応しました。/tasksの各行にはステータスアイコン、名前、省略されない情報が表示されます。
  • プロンプトの提案:ターミナルでの提案は、20回連続で使われないと表示頻度が下がるようになりました。どれかを使えば元に戻ります。
  • self-hosted runner:ライフサイクルフックのgitが、リポジトリのGit LFS pre-pushフックをスキップし、書き込み可能なシステムのcore.hooksPathを無視し、--configure-gitなしではコミットに署名しないようになりました。Anthropic管理のgitではGIT_SSL_CAINFOとGIT_SSL_NO_VERIFYの扱いも変わり、runner自身のgitは常にAnthropicのgitルートを検証し、どの設定がどこに適用されるかを警告行で示します。
  • VS Code:自動モードやバイパスモードからの自動切り替えに失敗した後、セッションは元のモードで動き続けているのに権限モード表示がDefaultになる問題を修正しました(切り替えは成功するまで再試行されます)。Webからテレポートしたセッションで、Claudeの作業中に送ったメッセージが失われる問題も修正されました。
  • クラウドセッション:サーバー側の再起動から復旧した後、クラウドセッションが完了済みのステップ(コメントの重複投稿や重複プッシュなど)をやり直すことがなくなりました。
  • Claude Tag:新しい管理設定「Channels Claude can search」で、ClaudeのSlack検索を、Claudeが追加されている公開チャンネルに限定できます。組織、ワークスペース、チャンネル単位で設定できます。
  • Code Review:時間制限で停止し何も検証できなかったレビューは、未完了として表示され、課金されず、1回再試行されるようになりました。

このリリースには合計94件の変更が含まれています。すべての項目は変更履歴の全文をご覧ください。

アップデート方法

  1. インストール済みのバージョンを確認:claude --version
  2. その場でアップデート:claude update
  3. サードパーティプロバイダーを使っている、またはテレメトリをオフにしていて、権限モードを設定していない場合、対話型セッションは自動モードで開始するようになりました。別のデフォルトにしたい場合はpermissions.defaultModeを設定してください。

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