Claude Code v2.1.302:自動モード分類器のモデル指定、アイドルコンパクションの切り替え、forkサブエージェントのデフォルト有効化
Claude Code v2.1.302は、CLAUDE_CODE_AUTO_MODE_MODELと/configのIdle compaction切り替えを追加し、ターミナル以外でもforkサブエージェントをデフォルトで有効にし、MCP、プラグイン、クラウドセッション、Claude Tagの問題を修正しています。
Claude Code v2.1.302は、変更履歴に63項目が並ぶ大規模なリリースです。クライアント側の自動モード分類器が使うモデルを選べるCLAUDE_CODE_AUTO_MODE_MODELと、/configのIdle compaction行が追加されたほか、forkサブエージェント、サブエージェントのバックグラウンド/フォアグラウンド実行、claude -pセッション開始時の権限モードに関するデフォルトが変更され、フックの同時実行数に上限が設けられました。修正は、コンパクション、プロバイダー、プラグイン、MCP、クラウドセッション、そして多数のClaude Tag関連項目に及びます。
新機能
自動モード分類器のモデルを指定
新しいCLAUDE_CODE_AUTO_MODE_MODEL変数で、クライアント側の自動モード分類器が使うモデルを選択できます。サーバー側の自動モードのモデルは変わりません。また、サーバー側の分類器を使う自動モードでは、安全チェックには長すぎる会話がコンパクションされるようになり、チェック対象のツール呼び出しがすべて拒否されることはなくなりました。
/configにアイドルコンパクションの切り替え
/configにIdle compaction行が追加され、アイドルコンパクションをオフにしたり再びオンにしたりできます。アイドルコンパクション後に表示される通知にも、オフにする方法が記載されるようになりました。
forkサブエージェントのデフォルト有効化を拡大
forkサブエージェント(subagent_type: "fork")が、すでに有効だったターミナルと同様に、claude -p、Agent SDK、デスクトップアプリ、VS Codeでもデフォルトで有効になりました。CLAUDE_CODE_FORK_SUBAGENT=0で無効にでき、claude mcp serveでは提供されません。
サブエージェントのバックグラウンド/フォアグラウンドのデフォルト
デスクトップアプリとVS Codeでは、ターミナルと同様に、メイン会話のサブエージェントを常にバックグラウンドで実行するようになり、Claudeが選ぶことはなくなりました。claude -p、Agent SDK、デスクトップアプリ、VS Codeでは、サブエージェント自身のAgent呼び出しがデフォルトでフォアグラウンドで実行されます。
claude -pとAgent SDKのデフォルト権限モード
権限モードを指定していないclaude -pおよびAgent SDKのセッションは、サードパーティプロバイダー使用時、テレメトリ無効時、または新規インストール時にdefaultモードで開始するようになりました。--permission-mode autoを指定すれば自動モードのままです。
フックの同時実行数の上限
promptフックとagentフックは、同じイベントについて同時に最大12個まで実行され、残りは順番を待ちます。
Claude Designの終了に関する通知
/design-syncと/design-loginで、単体のClaude Design(claude.ai/design)が2026年12月14日までに終了するという通知が表示されるようになりました。
修正と改善
- コンパクション:会話のコンパクション中にターンを停止すると「Prompt is too long」エラーになる問題を修正しました。
- プロバイダー:セッションの途中でVertexまたはBedrockに切り替えた後、リクエストが「diagnostics: Extra inputs are not permitted」で失敗する問題を修正しました。
- Readツール:任意のサイズの画像ファイルや、画像のような名前のパイプやデバイスを、Readツールがすべてメモリに読み込む問題を修正しました。128 MBを超える画像ソースは拒否されるようになりました。
- プラグイン:
claude pluginなどのサブコマンドが、キューに入った設定や構成の書き込みが完了する前に終了し、変更が失われたり.tmpファイルが残ったりすることがある問題を修正しました。gitのデフォルトがreftable ref形式の場合に、プラグインマーケットプレイスが更新のたびに再クローンされる問題と、新しくインストールしたgitプラグインのバージョンが「unknown」と表示される問題も修正されました。PowerShellツールは、プラグインのbin/フォルダー内のコマンドを見つけられるようになりました。 - 起動:プラグインのコマンドファイルとエージェントファイルの読み込みに必要なファイルシステム呼び出しが大幅に減り、多数のプラグインを有効にしている場合の起動が速くなりました(特にWindows)。
- MCP:サーバーがプロトコルバージョン2026-07-28をネゴシエートしたものの
resultType、ttlMs、cacheScopeを省略した場合に、MCPサーバーのツールが表示されない、またはすべてのツール呼び出しが失敗する問題を修正しました。 - OpenTelemetry:自動モード分類器によるブロックの大半で、
tool_decisionイベントにclassifier_categoryが含まれない問題を修正しました。また、OTEL_LOGRECORD_ATTRIBUTE_COUNT_LIMITが低い場合に、新しいtool_decision属性によってtool_use_id、tool_source、tool_parametersが押し出される問題も修正されました。 - 利用クレジット:プランでクレジットでのみ支払うモデルについて、プロンプト候補が利用クレジットを消費する問題を修正しました。クレジットで課金された応答の後は、プロンプト候補がスキップされます。
- Worktree:git 2.56以降で、残っている
.gitファイルが存在しないディレクトリを指している場合に、worktree分離がworktreeの作成や再開を拒否する問題を修正しました。 - Windows:exFATまたはFAT32ドライブ上のプロジェクトで、すべてのファイル書き込みが拒否されたり確認を求められたりする問題を修正しました(
--plugin-dirで開始したセッションを含む)。 - クラウドセッション:「Rewind to here」が最新のメッセージ以外で失敗する問題を修正しました(self-hosted runnerではClaude Code v2.1.246以降が必要です)。途中で失敗したスケジュール済みルーティンの実行が1時間以上後に最初から再実行され、同じレポートを2回投稿するなど作業が重複することがある問題も修正されました。ルーティンのページには、前回の実行が開始されなかった理由を示すバナーが表示されるようになりました。
- Remote Control:コンピューターがオフラインになった後、サブエージェントのペインがいつまでも読み込み中のままになる問題を修正しました。Remote Controlが切断されたことが表示されます。
- Claude Tag:Slackで添付したHEIC、SVG、TIFF、BMP画像が、Claudeの作業ファイルにファイルとして届くようになりました。Slackでの1回の照会が止まった際に、Claude in Slackがダイレクトメッセージに「DMs are temporarily unavailable」と返して破棄することがある問題を修正し、まず再試行するようになりました。Claude Tagの管理設定では、Claudeのアクセスが「Bundles」「Connectors」「Skills and plugins」「Channels」の4つのタブに整理されました。
- VS Code:サーバーURLにクエリ文字列が含まれる場合に、パネルからのMCPサーバーへのサインインで壊れた認可ページが開く問題と、Claude拡張機能を持つブラウザーに接続できないのに
@browserバナーが「Browser connected」と表示する問題を修正しました。
このリリースには合計63件の変更が含まれています。すべての項目は完全な変更履歴をご覧ください。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - サードパーティプロバイダー使用時、テレメトリ無効時、または新規インストール後に、権限モードを指定せずに
claude -pやAgent SDKを実行している場合、セッションはdefaultモードで開始するようになりました。自動モードを維持するには--permission-mode autoを指定してください。