Claude Code v2.1.228:claude.aiから同期したスキルの強化、Writeツールの上書きルール変更、セルフホストランナーの修正
Claude Code v2.1.228では、claude.aiから同期したスキルが強化され、新しいモデルはWriteツールで未読のファイルを上書きできるようになり、Vertex AIの認証情報エラーがすぐに失敗するようになりました。セルフホストランナーやクリーンアップの不具合も修正されています。
Claude Code v2.1.228には18件の変更が含まれ、その多くは修正です。claude.aiから同期したスキルが強化され、新しいモデルにおけるWriteツールの上書きルールがEditツールと揃えられ、セッション間メッセージ、Vertex AIの認証情報エラー、コンパクションの進捗の扱いが改善されました。修正は、再描画の停止、WindowsでのGit Bashの検出、セルフホストランナー、メモリフォルダーの内容やプラグインキャッシュを削除しかねないクリーンアップ処理に及びます。
新機能
claude.aiから同期したスキルの強化
claude.aiから同期したスキルは、ローカルのコマンドやMCPプロンプトを覆い隠さなくなり、説明はサニタイズされたうえでラベル付けされます。また、手元のマシンではスキル本文の!コマンドは実行されず、@ファイルも展開されません。
Writeツールの上書きルールがEditツールと同じに
Writeツールで、新しいモデルはこのセッションでまだ読み込んでいない既存ファイルを上書きできるようになり、Editツールのルールと揃いました。古いモデルでは引き続き先に読み込む必要があります。
セッション間メッセージをインライン表示
セッション間メッセージは、折りたたまれた1行ではなく、送信者と本文がインラインで表示されるようになりました。他のマシン上のRemote Controlセッションへのメッセージでは、送信者として自分のRemote Controlセッション名が表示されます。
Vertex AIの認証情報エラーを素早く検出
Google Cloudの認証情報が期限切れまたは存在しない場合、数分間再試行し続けるのではなく、数秒以内に失敗するようになりました。
コンパクションの進捗表示を改善
コンパクション中に、進捗バーだけでなく再試行のカウントダウンと停滞時のヒントが表示されるようになりました。
修正と改善
表示とターミナル
- まれな内部レイアウトエラーの後、プロセスは動いたまま対話セッションの再描画が完全に止まってしまう問題を修正しました。
- 一部のターミナルでタブバーのちらつきを減らすため、ターミナルタイトルのビジースピナーの字形を更新しました。
Windows
- gitのインストール先の親フォルダーからClaude Codeを起動した場合に、Windowsで
git/ Git Bashが見つからない問題を修正しました。
セッションとメッセージ
- 前回の応答以降に
/modelを変更していた場合に、/tuiがセッションを以前のモデルに戻してしまう問題を修正しました。 - インストールまたはアップグレード後の最初のセッションで、セッション間メッセージが受信箱なしで始まることがある問題を修正しました。
- 接続中にRemote Controlで
/resumeを実行すると、再開した会話のタイトルや履歴が接続中のセッションに漏れる問題を修正しました。
セルフホストランナー
- セッションがプッシュしないリポジトリで
checkoutフックが失敗すると、新しいランナーのたびにclaude self-hosted-runnerのセッションが失敗する問題を修正しました。現在そのリポジトリは警告を出してスキップされます。 - バックグラウンドタスクの完了から次のターンの開始までの間に、セルフホストランナーがセッションを終了させてしまう問題を修正しました。
クリーンアップ
- セッションのクリーンアップがプロジェクトのメモリフォルダー内の内容を削除してしまう問題を修正しました。
- プラグインの唯一のバージョンがシンボリックリンクされた開発用チェックアウトである場合に、バックグラウンドのプラグインキャッシュのクリーンアップがそのキャッシュを削除してしまう問題を修正しました。
設定、スキル、自動モード
- 優先度の高い設定階層で再定義したマーケットプレイスのエントリが、別の階層のカスタムヘッダーを引き継いでしまう設定マージの問題を修正しました。マーケットプレイスのエントリはエントリ単位で丸ごとマージされます。
- スキルの呼び出し後に、遅延ツール(deferred-tools)のリマインダーがモデルに2回送られることがある問題を修正しました。
- Pro、Max、Teamプランの初回利用時の案内から、自動モードのセッションはやや費用が高くなるという古い注記を削除しました。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - claude.aiから同期したスキルを使っている場合、手元のマシンではスキル本文の
!コマンドが実行されず、@ファイルも展開されなくなった点にご注意ください。