Claude Code v2.1.210:経過時間のライブカウンター、権限ルールの警告、worktree分離の修正
Claude Code v2.1.210では、ツール呼び出しの経過時間をリアルタイムで表示するカウンターと、Write・NotebookEdit・Globの権限ルールに対する起動時の警告が追加され、worktree分離のサブエージェントがメインのチェックアウトでgitを変更できる問題が修正されました。
Claude Code v2.1.210は、変更履歴に33項目が並ぶ修正中心のリリースです。長時間実行されるツール呼び出しの経過時間をリアルタイムで表示するカウンターと、Edit(path)またはRead(path)を使うべき権限ルールに対する起動時の警告が追加されました。worktree分離のサブエージェント、ultracodeキーワード、プロンプトインジェクションに関する安全性の修正に加え、バックグラウンドセッション、MCP、エージェントビューも改善されています。
新機能
経過時間のライブカウンター
折りたたまれたツールの概要行に、経過時間をリアルタイムで表示するカウンターが追加されました。長時間実行されるツール呼び出しも止まっているようには見えず、時間が進んでいることがわかります。
Write(path)、NotebookEdit(path)、Glob(path)ルールに対する起動時の警告
Write(path)、NotebookEdit(path)、Glob(path)の権限ルールに対して、起動時に警告が表示されるようになりました。代わりにEdit(path)またはRead(path)を使用してください。
オートモードの分類器が外部セッションでSonnet 5をデフォルトに
オートモードでは、権限分類器が外部セッションでClaude Sonnet 5をデフォルトで使うようになりました。セッションの最初のリクエストで検証され、そのセッションの間は固定されます。
エージェントビューの更新
エージェントのフッターヒントに、入力待ちのバックグラウンドエージェントの数が表示されるようになり、数が変わると短時間色で強調されます。エージェントビューでは、←を押した元のセッションが、マウスのホバーや矢印キーで選択が移動した後もはっきりとマークされたままになります。
スクリーンリーダーによる権限モード変更の読み上げ
スクリーンリーダーモードでは、Shift+Tabで権限モードを切り替えると、その変更が読み上げられるようになりました。
アドバイザーピッカーでFableが一時的に利用不可に
Fableアドバイザーの失敗を引き起こしているサーバー側の問題が修正されるまで、アドバイザーピッカーではFableが一時的に利用不可として表示されます。
修正と改善
- セキュリティ:
isolation: 'worktree'のサブエージェントが、自身の分離されたworktreeではなくメインリポジトリのチェックアウトに対してgitを変更するコマンドを実行できる問題を修正しました。ultracodeキーワードによるオプトインが、Webhookのペイロードや転送されたPRコメントなど人間以外から来た入力で発動する問題も修正されています。Agentツールは、サブエージェントが読み込んだコンテンツを介した間接的なプロンプトインジェクションへの耐性が強化され、後から現れた.claude/*のシンボリックリンクもサンドボックスの書き込み禁止リストに反映されるようになりました。 - フックとシェルツール:フックのコールバックのタイムアウトがモデルにユーザーによる拒否として誤って報告され、無人のセッションが停止して待機してしまう問題を修正しました。コマンドがバックグラウンドに移された後は、ツールの結果に作業ディレクトリが変わっていないことが明記されるようになり、Claudeが
cdが反映されたと思い込むことはなくなりました。コマンドがタイムアウトして自動的にバックグラウンドに移された際のBash/PowerShellツールのメッセージも改善され、モデルがハングと明示的なバックグラウンド実行の要求を区別できるようになりました。 - バックグラウンドセッション:セッションの切り替え中に
claude attachが「job not found」や「agent is still starting」で失敗することがある問題を修正しました。デーモンが安定するまで待機し、時間のかかるアタッチ中のターミナルのリサイズは完了後に適用されます。クライアントがバックグラウンドサービスへの接続をリセットした際にバックグラウンドワーカーがクラッシュループする問題や、終了させたバックグラウンドセッションがgit worktree lockを恒久的に残す問題も修正されました。claude agents --effort ultracodeの値は黙って破棄されず、ディスパッチ先のセッションへ届くようになっています。 - MCP:セッション中にMCPサーバーを再同期すると、プラグインが提供するMCPサーバーが停止される問題を修正しました。
initializeコントロールリクエストで登録されたSDK MCPサーバーが、次のターンまで接続を開始しない問題も修正されています。 - プラン:編集せずに承認したプランに「(edited by user)」と表示され、古いスナップショットでプランファイルが上書きされる問題を修正しました。
/doctor:オートモードのオプトインが不要になったBedrock、Vertex、Foundryで、/doctorがオートモードをデフォルトにする提案をスキップする問題を修正しました。- スキルとコマンド:対応する値のない
$1/$2の位置プレースホルダーが黙って削除される問題を修正し、そのまま保持されるようになりました。 - メモリ:メモリへの書き込みによって
MEMORY.mdインデックスが読み取り上限を超える場合、黙って切り詰められる代わりに明示的なエラーになりました。 - Grep:結果の末尾を越えてページングした際に、コンテンツモードが「No matches found」と表示する問題を修正しました。
- プラグイン:プラグインのキャッシュ書き込みが失敗時に一時ファイルを残す問題と、Windowsやネットワークファイルシステムでロックされたファイルのリネームに失敗する問題を修正しました。
- 外部エディター:Claude Codeから開いた外部エディターに貼り付けマーカーが漏れ、貼り付けたテキストの周囲に余分なÈ/É文字として表示されることがある問題を修正しました。
このリリースには合計33件の変更が含まれています。すべての項目は変更履歴をご覧ください。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - 権限ルールで
Write(path)、NotebookEdit(path)、Glob(path)を使っている場合は起動時に警告が表示されます。代わりにEdit(path)またはRead(path)を使用してください。