Claude Code v2.1.206:/doctorがCLAUDE.mdの削減を提案、/loginのゲートウェイ対応、更新直後のバックグラウンドエージェントのアップグレード
Claude Code v2.1.206では、/cdのパス候補、CLAUDE.mdの削減を提案する/doctorチェック、/loginのゲートウェイエンドポイント対応、EnterWorktreeの確認が追加され、MCPのタイムアウトやOAuth、エージェントビューの問題が修正されました。
Claude Code v2.1.206は、ワークフローの改良と多数の修正を組み合わせたリリースです。主な内容は、/cdのディレクトリ候補表示、チェックイン済みのCLAUDE.mdファイルを対象とした新しい/doctorチェック、/loginのゲートウェイエンドポイント対応、そしてClaude Codeの更新直後にアップグレードされるバックグラウンドエージェントです。修正はMCPのタイムアウトとOAuth、/modelピッカー、セッションの再開、エージェントビューに及びます。
新機能
/cdのディレクトリ候補
/cdで入力中にディレクトリパスの候補が表示されるようになりました。/add-dirと同じ挙動です。
/doctorがCLAUDE.mdの削減を提案
新しい/doctorチェックが、チェックイン済みのCLAUDE.mdファイルについて、Claudeがコードベースから導き出せる内容を削って短くするよう提案します。
/commit-push-prが設定済みのリモートへプッシュ
/commit-push-prは、originに加えて、リポジトリで設定されたプッシュ先リモートへのgit pushも自動で許可するようになりました。プッシュ先リモートはremote.pushDefault、またはリモートが1つだけ設定されている場合はそのリモートです。
/loginのゲートウェイエンドポイント対応
/loginが、Anthropicが運営する公開ゲートウェイエンドポイントに対応しました。
EnterWorktreeの確認
EnterWorktreeは、プロジェクトの.claude/worktrees/ディレクトリ外にあるgit worktreeに入る前に、確認を求めるようになりました。
更新直後にバックグラウンドエージェントをアップグレード
Claude Codeの更新直後に、バックグラウンドエージェントがバックグラウンドで新しいバージョンへアップグレードされるようになりました。アタッチ時に、古いセッションの時間のかかるアップグレードを待つ必要がなくなります。
エージェントビューの変更
ステータス列は64文字で切り詰められず、ターミナルの幅全体を使うようになりました。Ctrl+Xで完了済みのセッションが完全に削除されるようになり、セッションが二重に表示されることもなくなりました。削除したバックグラウンドジョブは削除されたままになります。
修正と改善
- ログイン:ログインの期限が切れた際に、すべてのモデルが「There’s an issue with the selected model」という誤解を招くエラーで失敗する問題を修正し、
/loginの実行を促すようになりました。ログアウト中に/remote-controlが「Unknown command」と表示する問題も修正され、サインイン方法が案内されるようになりました。 - セッションの再開:
claude --resumeと--continueが起動時にキーボード入力に反応しない問題を修正しました。Windowsでは、引数なしのclaude --resumeの前にセットアッププロンプトが表示された場合に、エージェントビューでキーボード入力が無視される問題も修正されています。 - MCP:
--mcp-configまたは.mcp.jsonで設定したサーバーがサーバーごとのrequest_timeout_msを無視し、新しいセッションで長時間実行されるMCPツール呼び出しがデフォルトの60秒でタイムアウトしていた問題を修正しました。OAuth MCPサーバーがトークン更新に1回失敗しただけで手動の再認証を必要とする問題や、MCPサーバーを指す--permission-prompt-toolが、コールドスタート時にサーバーの接続完了前に「MCP tool not found」でクラッシュする問題も修正されています。 - バックグラウンドエージェント:
claude agents/--bgのバックグラウンドワーカーがCLAUDE_CODE_EXTRA_BODYを黙って無視する問題を修正しました。シェルでエクスポートした上書き設定は、ディスパッチ元のセッションに従うようになりました。また、claude rmで削除したジョブがデーモンの管理リストに残り、claude agentsに行が再表示される問題も修正されています。 /modelピッカー:行に記載されたモデルとは別のモデルの価格が表示される問題を修正し、その価格で課金しないプロバイダーではファーストパーティの定価を表示しないようにしました。エンタイトルメントや許可リストの制限によって配置の基準となる行が除外された場合に、サーバー提供のモデル行が誤った位置に表示される問題も修正されています。/doctorと/status:/doctorのアップデートチェックが、Homebrewでのインストールを設定上のチャンネルではなく、そのcaskのチャンネルと比較するようになりました。/statusが同じインストール破損の警告を2回表示する問題も修正されています。- コードレビュー:Claude Opus 4.8(
claude-opus-4-8)での/code-reviewの指摘の品質が、すべてのeffortレベルで向上しました。 - デスクトップ:ターンの途中でスラッシュコマンドを送信した後、デスクトップのセッションが「running」のまま止まる問題を修正しました。
- Bedrock:外向き通信が制限されたネットワークで
awsCredentialExportヘルパーを使うと、起動が数分間停止する問題を修正しました。 - プラグイン:LSPプラグインで誤った「disused plugin」のヒントが表示され、未使用に関するテレメトリが偏る問題を修正しました。
- インターフェース:ワークフロー詳細ビューで、左矢印キーによってフェーズやエージェントから戻れるようになりました。フルスクリーン表示の「最下部へジャンプ」ピルが、macOSでCtrl+Endを提案する問題、再割り当てしたキーの組み合わせを表示しない問題、トランスクリプトに重なって折り返す問題も修正されています。
このリリースには合計27件の変更が含まれています。すべての項目は変更履歴をご覧ください。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - エージェントビューでは、Ctrl+Xで完了済みのセッションが完全に削除されるようになった点に注意してください。