Claude Code v2.1.147:/simplify から /code-review へ、ピン留めしたバックグラウンドセッション、Windows の修正群
Claude Code v2.1.147 は /simplify を /code-review に改名して effort レベルと --comment によるインライン PR コメントを加え、ピン留めしたバックグラウンドセッションを生かし続け、API キーのセッションにも企業ログイン制限を適用し、Windows と PowerShell の8件を修正します。
Claude Code v2.1.147 の変更履歴は33項目で、うち26件が修正です。1件は挙動を削除するコマンドの改名、もう1件は企業ログインの穴を塞ぐものです。
知っておくべき挙動の変更
/simplify は /code-review になりました。 指定した effort レベル(例:/code-review high)で正確性のバグを報告し、--comment で結果を GitHub の PR にインラインコメントとして投稿します。従来の「整理して修正する」挙動は削除されたため、/simplify がコードを編集することに依存していたワークフローは見直しが必要です。
ピン留めしたバックグラウンドセッション(claude agents の Ctrl+T)は、アイドル時も生き続け、Claude Code の更新を適用するためにその場で再起動され、メモリ不足時にはピン留めしていないセッションの後にのみ解放されます。
企業と権限
- 企業のログイン制限が、サードパーティプロバイダと API キーのセッションに適用されていませんでした。 管理設定の
forceLoginOrgUUIDとforceLoginMethodがこれらにも効きます。 - バックグラウンドに移したセッションが、「次回から確認しない」で既に許可したツール権限を再度尋ねていました。
- 利用者や skill が明示的に
AskUserQuestionに依存している場合でも auto モードがそれを抑制していました。分類器は利用者の回答を意図のシグナルとして扱います。
Windows と PowerShell
ここに8項目あります。
PowerShell(git push*)のような hook のif条件が一致しませんでした。PowerShell(*)だけが機能していました。- PowerShell ツールが既定のフォーマッタに依存するコマンドの出力を落とし、
pwshが winget や Microsoft Store 経由で入っている場合に終了コード 1 で失敗していました。 - PowerShell スクリプト実行への「Yes, and don’t ask again」が、次回に実際に一致するルールを書くようになりました。
- バックグラウンドジョブの worktree 削除が、NTFS ジャンクションを辿って本体のリポジトリに入らなくなりました。
- Claude のストリーミング中、Windows Terminal にアタッチしたバックグラウンドセッションで全画面がちらついていました。
- バックグラウンドセッションの結果に全角(CJK)文字が含まれるとき、エージェント一覧に古い行や重複行が出る問題と、スクロールの収束待ちでまれにハングする問題。
その他の修正
! コマンド出力の & が & と表示され、ヘッドレス環境で gcloud auth login などの URL をコピーできませんでした。ヘッドレスと SDK モードで未知のスラッシュコマンドが無反応だった問題と、タブや改行が続くスラッシュコマンドが未知として扱われる問題。フルスクリーン以外の小さな端末で /help のタブヘッダーが崩れる問題。シェルスナップショットが単一のアンダースコアで始まるユーザー関数を落とす問題。tools: frontmatter で複数の Agent(...) 型を宣言したプラグインエージェントが最後の1つしか残さない問題。/effort のスライダーが誤ったレベルで開く問題。MCP サーバーのページングで2ページ目以降のリソース・テンプレート・プロンプトが落ちる問題。入力が skill やカスタムスラッシュコマンドだけのセッションを /background が拒否する問題。/theme のダイアログが Esc に反応しない問題。Agent SDK 経由のストリーミングセッション終了時の未捕捉例外。貼り付けたテキストが [Pasted text #N] という読めないプレースホルダでエージェントに届く問題。マニフェストが既定ディレクトリと重なるパスを列挙しているとき、プラグインのコンポーネント数が二重に数えられる問題。CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL が agent team の生成したチームメイトプロセスに適用されない問題。GNOME Terminal の右クリックと中クリックの貼り付けが効かない問題。取り除かれた画像により、既に存在しないメディアをモデルが繰り返し読もうとする問題。そして /plugin、/status、/mobile、/sandbox、/permissions メニューの余白とレイアウトの不具合。
改善面では、自動更新が一時的なネットワーク失敗を再試行し、失敗時に具体的なエラー分類と OS のエラーコードを報告します。大きなファイル編集の diff 描画が速くなり、プロンプト履歴は連続した重複を記録しなくなりました。
完全な一覧は公式変更履歴にあります。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update