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Claude Code v2.1.273:ゲートウェイ向けヒントヘッダー、Remote Controlセッションのフォーク、マネージドMCP設定の修正

Claude Code v2.1.273では、LLMゲートウェイ向けのオプトインのリクエストヘッダー、MCPの切断通知、ClaudeアプリからのRemote Controlセッションのフォークが加わり、マネージドMCP設定が無視される問題も修正されました。

Claude Code v2.1.273は、変更履歴に64項目が並ぶ、新機能と修正を含むリリースです。LLMゲートウェイ向けのオプトインのヒントヘッダー、MCPサーバーの自動再接続が断念された際の通知、ClaudeアプリからのRemote Controlセッションのフォークが追加されました。また、2.1.268の権限に関する変更の1つを取り消し、Bedrock、Vertex、Foundryのオートモードで当面はローカルの分類器をデフォルトにしたほか、権限、マネージド設定、エラーメッセージに関する複数の問題を修正しています。

新機能

LLMゲートウェイ向けのヒントヘッダー

Claude Codeは、LLMゲートウェイにx-claude-code-request-class、x-claude-code-agent-type、x-claude-code-prev-tool-durations、x-claude-code-compaction、x-claude-code-context-compactedのリクエストヘッダーを送れるようになりました。これらはオプトインで、CLAUDE_CODE_GATEWAY_HINT_HEADERS=1を設定すると有効になります。

MCPの切断通知

セッションの途中でMCPサーバーが切断され、自動再接続が断念された場合に、/mcpを案内する通知が表示されるようになりました。また、セッションの途中でMCPサーバーのサインインが期限切れになった場合のエラーにも、再認証の方法(/mcp)が示されるようになりました。

ClaudeアプリからRemote Controlセッションをフォーク

claude --remote-controlまたは/remote-controlで開始したセッションを、Claudeアプリからフォークできるようになりました。フォークしたセッションは、お使いのコンピューター上でバックグラウンドセッションとして実行されます。

Bedrock、Vertex、Foundryでのオートモードの分類器

Bedrock、Vertex、Foundryのオートモードは、当面ローカルの分類器をデフォルトで使用します。プラットフォームのサーバー側分類器を使うには、CLAUDE_CODE_AUTO_MODE_SERVER=1を設定します。

解析できないBash行でのdenyルール確認を取り消し

権限チェッカーが解析できないBashの行(eval、env -C)に対してReadとEditのdenyルールを確認するという2.1.268の変更が取り消されました。time -p make buildのようなコマンドは、拒否されるのではなく、再び確認のプロンプトが表示されます。

テレメトリー、サインイン、フィードバック報告の変更

  • OTEL_LOG_TOOL_DETAILS=1で、コストとトークンのメトリクスに実際のエージェント、スキル、プラグイン、MCPサーバーの名前も含まれるようになりました。
  • Claudeアカウントでサインインすると、claude.aiのプラグインへのアクセスも要求されるようになりました。
  • /bugと/feedbackの報告には、最後のAPIリクエストのうちモデルの挙動に関わるパラメーター(モデル、システムプロンプト、ツール)だけが含まれ、リクエストのメタデータとCLAUDE_CODE_EXTRA_BODYのフィールドは省かれるようになりました。

修正と改善

  • 権限:permissions.blockReadsOutsideWorkingDirectoriesを有効にしている場合に、権限チェッカーが完全には解析できないBashコマンドがプロンプトを飛ばす問題を修正しました。bypassモードでサブシェルが危険なrmを隠すこともできなくなりました。同じ設定の下では、リポジトリの設定で指定されたメモリディレクトリが、プロンプトへの読み込み、想起、インデックス作成、メモリ抽出に使われなくなりました。
  • マネージド設定:サーバー管理の設定も存在する場合に、MDMやmanaged-settings.jsonで設定したallowManagedMcpServersOnly、deniedMcpServers、disableClaudeAiConnectorsが無視される問題を修正しました。
  • スキル:組織がSkillsをオフにした後も、claude.aiから同期したスキルが使えたままになる問題を修正しました。これらは復元可能なゴミ箱に移動されます。
  • クラウドプロバイダーのエラー:Bedrock、Vertex、Foundryでの401/403エラーと、Claude apps gatewayの403エラーで/loginの実行を求めなくなりました。更新すべき認証情報を示すか、ゲートウェイの管理者に問い合わせるよう案内します。
  • プロンプトキャッシュ:/login、/upgrade、/extra-usageが会話内のそれまでの思考を破棄しなくなりました。以前は、次のリクエストでプロンプトキャッシュ全体の書き直しが発生していました。
  • コンテキストメーター:コンテキストメーターと自動コンパクションが、advisorツールのターンを実際のコンテキストサイズの約2倍として数える問題を修正しました。これにより、自動コンパクションが実際のウィンドウの約半分で発動していました。
  • サブエージェント:最後にストリーミングされた応答にトークン使用量がない、またはモデルidが含まれない場合に、サブエージェントとバックグラウンドエージェントが失敗として報告され、結果が届かない問題を修正しました。実行途中でバックグラウンドに移されたサブエージェント(CLAUDE_AUTO_BACKGROUND_TASKSによるものなど)の残りのメッセージと最終報告が、SDKと--output-format stream-jsonの出力から抜け落ちることもなくなりました。
  • オートモードとアーティファクト:クラウドセッションやRemote Controlセッションで、チャットに添付したファイルをArtifactツールがアップロードする際に、オートモードが承認待ちで止まらなくなりました。
  • macOS:ドラッグして取り込んだスクリーンショットや、システムが別のパスでも報告するファイルを、Readが「symlink resolution changed after permission was checked」で拒否しなくなりました。
  • シェルモード:すでにシェルモードのときに先頭で入力した!をメインのプロンプトが捨てなくなり、! grep …のような否定のコマンドを入力できるようになりました。
  • スケジュール済みタスクとgit:.claude/scheduled_tasks.jsonを新しいworktreeなど別のフォルダーにコピーした後に、保存済みのスケジュール済みタスクが誤ったセッションで実行される問題を修正しました。リポジトリの.gitディレクトリが削除または移動された後に、長時間実行中のセッションが空の.git/info/excludeを作り直すこともなくなりました。
  • 応答性:長いセッションで、フックの進捗やサブエージェントの動きを反映するたびに会話全体を再処理しなくなりました。
  • アーティファクト:アーティファクトのデータベース更新で、ドキュメント全体を書き直さずに単一のフィールドを削除できるようになりました。claude.aiに到達した後に接続が切れた公開は、失敗したり重複したバージョンを作ったりせず、安全に再送されます。
  • わかりやすいエラー:セッション内のSSL証明書やプロキシ接続のエラーに、エラーコードと対処法(信頼されていない企業CAに対するNODE_EXTRA_CA_CERTSなど)が示されるようになりました。/web-setup、/autofix-pr、クラウドセッションのGitHubエラーは、一般的なメッセージではなく具体的な原因を示します。Claudeのログインが期限切れまたは取り消されたためにクラウドセッションを作成できない場合は、/loginの実行を案内します。
  • VS Code:製品フィードバックを無効にしている組織で、「Report a problem」が表示されたり、/bugや/feedbackで報告フォームが開いたりする問題を修正しました。Windowsでターンの完了後に赤い「Claude Code process exited with code 4294967295」のバナーが表示されることもなくなりました。
  • Windows:マップされたネットワークドライブを--add-dirで追加した場合の、UNCパスに対するネットワークパスの権限チェックが改善されました。
  • Claude Code on the web:管理者が組織のコネクターを削除して再追加した後に、ルーティンがそのコネクターにアクセスできなくなる問題を修正しました。入力したルーティンの編集を守る「Discard unsaved changes?」の確認が追加され、管理者向けの「Share cloud sessions」設定はData and privacyの下に移動しました。
  • Claude Tag:会話が依存しているインシデントチャンネルなど、関連するパブリックチャンネルをClaudeが自ら見守り始めるようになりました。組織で共有されたプライベートのSlackチャンネルで設定したスケジュール済みタスクが黙って一度も投稿しない問題は修正され、作成されたスレッドで実行され続けます。Claudeがタスクの途中のときに古いスレッドへ返信すると、最初からやり直してしまうことがある問題も修正されました。
  • Code Review:以前のレビューで「Additional findings」が挙がっていたPRにベースブランチをマージした場合、フルの再レビューではなく軽量なフォローアップレビューが行われるようになりました。@メンション、行をまたぐコードスパン、バッククォートで囲んだHTMLタグが原因でREVIEW.md全体が無視されることもなくなり、/ultrareview --postはGitHubエラー後の再試行でも検出結果のコメントをちょうど1回投稿し、レビュー対象のコミットを明記します。

このリリースには合計64件の変更が含まれています。すべての項目は公式の変更履歴をご覧ください。

アップデート方法

  1. インストール済みのバージョンを確認:claude --version
  2. その場でアップデート:claude update
  3. Bedrock、Vertex、Foundryでオートモードを使っていて、プラットフォームのサーバー側分類器を使いたい場合は、CLAUDE_CODE_AUTO_MODE_SERVER=1を設定してください。新しいゲートウェイ向けヒントヘッダーを送るには、CLAUDE_CODE_GATEWAY_HINT_HEADERS=1でオプトインしてください。

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