Claude Code v2.1.265:--plugin-dirでのプラグインフォルダー読み込み、ツール結果の1 GB上限、ゲートウェイのテレメトリ変更
Claude Code v2.1.265では、--plugin-dirでプラグインのフォルダーを読み込めるようになり、ディスクに保存されるツール結果に1 GBの上限が設けられ、Claude appsゲートウェイのログインとテレメトリが変更されました。
Claude Code v2.1.265は、変更履歴に50項目が並ぶ大規模なリリースです。--plugin-dirでプラグインのフォルダー全体を読み込めるようになり、ディスクに保存されるツール結果に1 GBの上限が設けられ、Claude appsゲートウェイのセッションのサインインとテレメトリのエクスポート方法が変わりました。残りの変更の大半は修正で、プロンプトキャッシュの再利用、セッションの再開、プラグインのパスチェック、MCP接続、Remote Controlが対象です。
新機能
--plugin-dirでプラグインのフォルダーを読み込み
--plugin-dirにプラグインをまとめたフォルダーを指定できるようになりました。マニフェストを持つ各子フォルダーが読み込まれ、Claude Codeの実行中に追加・削除された子フォルダーも反映されます。
ディスクに保存されるツール結果の1 GB上限
ディスクに保存されるツール結果に1 GBの上限が設けられました。保存されたファイルが切り詰められた場合は、会話内のプレビューにその旨が表示されます。
Claude appsゲートウェイのログインとテレメトリ
- マネージド設定に
forceLoginGatewayUrlがあるマシンは、forceLoginMethod: "gateway"と同様に、起動時からClaude appsゲートウェイのセッションになりました。残っているclaude.aiのログインやAPIキーは使用されません。 - Claude appsゲートウェイのセッションは、ゲートウェイのマネージド設定が
OTEL_EXPORTER_OTLP_ENDPOINTで指定するコレクターに、ゲートウェイのリレーを経由せず直接OpenTelemetryをエクスポートするようになりました。コレクターが指定されていないセッションは引き続きリレーを使用します。 - Claude DesktopとCoworkがClaude appsゲートウェイ経由で送信するテレメトリに、ターミナルのセッションと同様に
user.emailとuser.groupsが含まれるようになりました。
--worktreeの起動とプロンプト途中のスラッシュコマンド
- 大規模なリポジトリでの
--worktreeの起動を改善:新しいworktreeが並列にチェックアウトされるようになりました(git 2.32以降)。 - プロンプトの途中で入力したスラッシュコマンドは、候補が1つだけ表示されるのではなく一覧で表示されるようになりました(フルスクリーン以外ではTabで開きます)。プラグインのスキルも名前だけで見つかるようになりました。
その他の変更
- Installedタブと
claude plugin detailsでのプラグインの表示情報は、plugin.jsonよりもマーケットプレイスのエントリを優先し、不足分をplugin.jsonで補うようになりました。 - 画像処理にランタイム組み込みの画像サポートを使うようになり、CLIがネイティブの画像モジュールを一時ディレクトリに展開しなくなりました。
.claudeフォルダーの権限オプションの説明が、実際に許可される内容を示すようになりました。そのセッションの間、プロジェクトの.claudeフォルダー(または~/.claude)内のファイルを編集できるというものです。
VS Code:セッションの自動アーカイブ
新しい「Archive inactive sessions」設定により、一定期間操作のないセッションが自動的にアーカイブされます。デフォルトは14日です。
修正と改善
セキュリティと権限
- macOSとLinuxで、バックスラッシュを含むプラグインのパスがシンボリックリンクの封じ込めチェックを回避できる問題を修正
- Claude Code自身が実行するgit statusとdiffの確認処理が、作業ツリー内のネストされたリポジトリで設定されたcleanフィルターを実行してしまう問題を修正
- Windows:AppContainerや制限付きトークンのサンドボックス内で実行すると、Read、Write、Editがすべてのファイルを拒否する(「symlink resolution changed after permission was checked」)問題を修正
- サインインが必要なリモートMCPサーバーに対し、実際に認証するまでClaude CodeがOAuthクライアントを登録しないようになりました
- 他人が作成したアーティファクトをArtifactツールで読み取る際、要約はそのページを信頼できないコンテンツとして扱い、埋め込まれた指示をそのまま伝えるのではなく指摘するようになりました
プロンプトキャッシュと再開
- フォアグラウンドで起動したサブエージェントを再開すると、ツール一覧とシステムプロンプトのプレフィックスが変わり、そのエージェントでプロンプトキャッシュを再利用できなくなる問題を修正。エージェントチームのチームメイトや再開したサブエージェントが、後のターンでSubagentStartフックのコンテキストとプリロードしたスキルをプロンプトのプレフィックスの外に移してしまう問題も修正されました
- ツールの実行中に前のプロセスが終了した後の再開で、最後のプロンプトが書き換えられなくなり、中断されたツール呼び出しは保持されて中断済みとしてマークされるようになりました
- 多数のファイルを読み込んだ長いセッションの再開にかかる時間を短縮
セッションとコマンド
- 非インタラクティブセッション(stream-json入力の
-p、Agent SDK、クラウドセッション)で、新しいユーザーメッセージのたびにシェルの作業ディレクトリがリセットされる問題を修正。cdがターンをまたいで保持されるようになりました /model opusplan[1m]が「Model not found」で拒否される問題を修正- 設定ファイルに書き込めなかったのに、
/modelがモデルを「saved as your default」と表示する問題を修正。保存に失敗したことと、その理由が示されるようになりました - tmux内などで2つ目のキーが1秒以上遅れて届くと、2キーのキーボードショートカットが黙ってキャンセルされる問題を修正。3秒間待つようになり、タイムアウト時には通知が表示されます
- アイドルタイムアウトの直前にメッセージが届いた場合に、バックグラウンド(
--bg)セッションがターンの途中で終了させられることがある問題を修正 - コンテナの再起動後にワークフローの実行を再開する際、実行ジャーナルが見つからない場合は、すべてのエージェントを再実行するのではなく明確なエラーで失敗するようになりました
MCP、コネクター、Remote Control
httpとして設定されているものの、従来のHTTP+SSEトランスポートにしか対応していないMCPサーバーに接続できない問題を修正。MCPの仕様どおりSSEにフォールバックするようになりました- クラウドセッションで、claude.aiでは接続済みの一部のclaude.aiコネクターが、認証が必要と表示される問題を修正
- Remote Controlのセッションが返信の最後のメッセージより前にターン終了のシグナルを送り、最後の部分が届く前にClaudeアプリで返信が完了したように表示されることがある問題を修正
- トークンの更新中にセッションが閉じられると、VS CodeとSDKのセッションで再ログインが必要になることがある問題を修正
ゲートウェイのテレメトリ
- Claude appsゲートウェイのOTLPテレメトリリレーが、コレクターにいくつかのペイロードを不正な形式またはサイズ超過として拒否された後、そのコレクターへのすべての転送を30秒間停止してしまう問題を修正
v2.1.265には合計50件の変更が含まれています。すべての項目は完全な変更履歴をご覧ください。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - 非インタラクティブセッション(stream-json入力の
-p、Agent SDK、クラウドセッション)を使用している場合、cdが新しいユーザーメッセージのたびにリセットされず、ターンをまたいで保持されるようになった点にご注意ください。