Claude Code v2.1.247:SendFeedbackツール、/claude-api cost-optimize、Sonnet 5の自動コンパクトが1Mコンテキスト全体に
Claude Code v2.1.247では、フィードバックレポートの下書きを作成するSendFeedbackツール、/claude-api cost-optimize、組織独自のスピナーのヒントが追加され、Sonnet 5の自動コンパクトのウィンドウが1Mコンテキスト全体になりました。
Claude Code v2.1.247は、変更履歴に33件の変更が記載された大規模なリリースです。ユーザーが確認できるフィードバックレポートの下書きを作成するSendFeedbackツール、/claude-api cost-optimizeコマンド、組織向けに拡張されたspinnerTipsOverrideのオプションが追加され、Sonnet 5のデフォルトの自動コンパクトのウィンドウが1Mコンテキスト全体になりました。また、プラグインマーケットプレイスとターミナルのハイパーリンクが強化され、サブエージェント、フック、バックグラウンドおよびクラウドセッション、キーボード入力に関する問題が修正されています。
新機能
SendFeedbackツール
セッション中に問題が発生した場合、Claudeは新しいSendFeedbackツールを使ってフィードバックレポートの下書きを作成できるようになりました。ユーザーはそれを確認し、/feedbackから送信できます。この機能はfeedbackDrafts設定でオフにできます。
/claude-api cost-optimizeとAdmin APIへの対応
新しい/claude-api cost-optimizeは、既存プロジェクトのClaude APIの支出をプロファイリングし、コスト削減の手段(キャッシュ、トークンの使い方の見直し、バッチ、effort、モデルの選択)を、効果を測定しながら1つずつ検討していきます。/claude-apiスキルはAdmin APIにも対応し、組織メンバー、招待、ワークスペース、APIキー、レート制限レポート、ワークロードアイデンティティフェデレーション、CMEKを扱えるようになりました。
組織独自のスピナーのヒント
spinnerTipsOverrideで{id, text, cooldownSessions, priority}形式のエントリ、tipsFile、labelを指定できるようになり、組織は組み込みのヒントと並べて独自のヒントをローテーション表示できます。
Bash権限プロンプトでの自動モードへのショートカット
Bashの権限プロンプトに自動モードを案内するヒントが表示されるようになり、1回のキー操作で選べる「Yes, and switch to auto mode」の選択肢が追加されました。
Sonnet 5の自動コンパクトのタイミングを変更
Sonnet 5のデフォルトの自動コンパクトのウィンドウが1Mコンテキスト全体になり、1Mウィンドウを使うセッションでは、約934Kトークンではなく約967Kトークンで自動コンパクトが行われるようになりました。
セッション間メッセージの折りたたみ表示
他のセッションからのピアメッセージは、デフォルトでMessage from @<sender>: <first line>という1行のプレビューに折りたたまれるようになりました。Ctrl+Oで本文全体を展開できます。
修正と改善
- セキュリティの強化:制御文字や不可視文字を含む名前のプラグインマーケットプレイスは拒否されるようになり、
/pluginやclaude pluginの出力に含まれるマーケットプレイス由来のテキストは安全にエスケープされます。レンダリングされたMarkdown内のターミナルのハイパーリンクで、リンク先がネットワークパスやオートマウンターのパスを指すもの、制御文字を含むもの、不可視文字で始まるものは、プレーンテキストとして表示されるようになりました。 - サブエージェント:最初の呼び出しでモデルの404が返るとサブエージェントが停止してしまう問題を修正しました。セッションのフォールバックモデルチェーンを使うようになり、親に返されるエラーにはエラーの種類、ステータス、リクエストID、モデルが含まれます。
- フックとバックグラウンドの出力:数MBのエラー出力を表示するフックやバックグラウンドエージェントによって会話があふれ、セッションが「Prompt is too long」で動かなくなる問題を修正しました。フックやバックグラウンドタスクの出力ファイルに書き込めない場合にメモリが際限なく増加する問題も修正され、出力が失われた場所がファイルに記録されるようになりました。
- キーボード入力:履歴検索、
/config、/mcp、/skills、バックグラウンドタスク、/modelで矢印キーとEnterを素早く押すと、移動先の1つ上の行に対して操作が行われる問題を修正しました。kittyプロトコル対応のターミナルで、非ラテン系(キリル文字など)のキーボードレイアウトを使っているとCtrlのショートカットが反応しない問題も修正されています。 - dotfileで管理された設定:dotfileで管理されている
~/.claude/settings.jsonのシンボリックリンク(nix/home-manager、stow)が、サンドボックスの書き込み可能領域の外を指すように変更された場合に、Bashサンドボックスのコマンド実行後のクリーンアップで削除される問題を修正しました。/terminal-setupがキーバインドを追加でマージするのではなく、Zedのkeymap.json全体を上書きしてしまう問題も修正されています。 --agent使用時のコンパクト:--agentで開始したセッションで、/compactと「Summarize from here」が、デフォルトのシステムプロンプトではなく、その会話自身のシステムプロンプトのもとで要約するようになりました。- バックグラウンドとクラウドのセッション:ターミナルのホストプロセスが終了したバックグラウンドセッションが、
claude agentsで「opening…」と表示され続ける問題を修正しました。数秒以内に理由とともに失敗と表示され、Enterで再起動できます。バックグラウンドエージェント、シェル、モニターが実行中のままターンの合間にコンテナが再起動すると、クラウドセッションが応答しなくなる問題も修正され、再開したセッションが失われた作業を報告するようになりました。 - Bedrock、Vertex、FoundryでのMCP:これらのセッション、およびテレメトリが無効なすべてのセッションで、設定済みのMCPサーバーへの接続に失敗した場合、Claudeがそのツールは存在しないと判断するのではなく、接続失敗が伝えられるようになりました。
- Remote Controlとself-hosted runner:
/remote-controlで開始したRemote Controlセッションが、作業ツリーのdiffを接続中のクライアントに報告するようになりました。self-hosted runnerのセッションがClaude Codeの起動前にrunningと報告し、Claudeデスクトップアプリから「Claude is waiting for your input」という通知が早すぎるタイミングで届くことがある問題も修正されています。 - サインインと管理設定:管理設定でClaude apps gateway経由のサインインが構成され、Anthropicのエンドポイントに到達できない場合に、初回セットアップが「Unable to connect to Anthropic services」で終了する問題を修正しました。管理者の管理設定を読み取れない場合、組織のサインイン強制は、ホストが提供する設定やユーザーごとのWindowsレジストリ設定が存在していても起動時に終了するようになりました。また、管理設定でゲートウェイでのログインが強制されている場合やカスタムのOAuthデプロイが構成されている場合、アナリティクスは起動時からオフのままになります。
このリリースには合計33件の変更が含まれています。すべての変更は、下記リンクの公式変更履歴をご覧ください。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - 新しい
SendFeedbackツールでClaudeにフィードバックレポートの下書きを作成させたくない場合は、feedbackDrafts設定をオフにしてください。