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Claude Code v2.1.239:データレジデンシーのコスト見積もり、anthropic 1.x向け/claude-api upgrade、Windowsでのセッション間メッセージング

Claude Code v2.1.239では、コスト見積もりにデータレジデンシーの1.1倍の割増が反映され、anthropic 1.xへの移行用の/claude-api upgrade、同期プラグイン、Windowsでのセッション間メッセージングが追加され、BedrockのAPI呼び出しが倍増する問題が修正されました。

Claude Code v2.1.239は、変更履歴に59件の変更が記載された大規模なリリースです。データレジデンシーのワークスペース向けにコスト見積もりが更新され、Pythonプロジェクトをanthropic 1.xに移行する/claude-api upgradeコマンドが追加されました。また、フルスクリーンレンダラーの案内がBedrock、Vertex、Foundryなどこれまで対象外だった環境にも広がり、セッション間メッセージングがWindowsでも使えるようになりました。一部のプロキシ環境でBedrockの課金対象API呼び出しが黙って倍増していた問題のほか、再開、フルスクリーン、キーボード編集、エージェント間メッセージに関する多数の問題も修正されています。

新機能

コスト見積もりにデータレジデンシーの割増を反映

/cost、ステータスライン、--max-budget-usdのコスト見積もりに、データレジデンシーのワークスペースに適用される1.1×の米国限定推論(US-only inference)の割増が含まれるようになりました。

anthropic 1.x向けの/claude-api upgrade

新しい/claude-api upgradeは、Pythonプロジェクトをanthropic 0.xから1.xに移行します。スキルのPythonリファレンスも1.x向けに更新され、たとえばタイムアウトにはhttpx.Timeoutではなくanthropic.Timeoutを使用します。

より多くの環境でフルスクリーンレンダラーを案内

1回限りのフルスクリーンレンダラーの案内が、Bedrock、Vertex、Foundryなど、これまで対象外だった環境でも表示されるようになり、これらの環境での新規インストールはフルスクリーンで開始されるようになりました。

クラウドセッションの同期プラグイン

クラウドセッションでは、claude.aiから同期されたプラグインがname@syncedとして表示され、claude plugin enable/disable <name>@syncedで操作できるようになりました。同期プラグインが、ユーザーがインストールした同名のプラグインを上書きすることはありません。

Windowsでのセッション間メッセージング

Windowsでもセッション間メッセージングが利用可能になり、macOSやLinuxと同様に、複数のマシン上のClaude CodeセッションがSendMessageで互いにメッセージを送り、ListAgentsで互いを見つけられるようになりました。

エージェントとチームメイトを見つけやすく

ListAgentsがセッション自身の名前(ピアがメッセージを送る際に使う名前)を伝えるようになり、自分の名前宛てにSendMessageを使った場合は「no agent named …」ではなくその旨が示されます。ListAgentsと/list-agentsには、稼働中のチームメイトも表示されるようになりました。以前はサブエージェントと他のセッションしか表示されなかったため、到達可能なチームメイトが存在しないように見えていました。

/goalの状況確認の間隔延長と再開

長時間実行されるバックグラウンド処理に対する/goalの状況確認は、30分ごとに繰り返すのではなく、間隔を延ばしていく(30分、次に1時間、以降は2時間ごと)ようになりました。claude --resumeのピッカーからセッションを再開すると、そのセッションのアクティブなゴールも復元されます。

readline風の単語キー

keybindingFlavor: "readline"を設定すると、単語単位のキーもBashと同じ動作になります。Alt+FとCtrl/Option+→は単語の末尾で止まり、Alt+Dは単語の末尾まで削除し(Ctrl+Yで貼り戻せます)、句読点も単語の区切りとして扱われます。

修正と改善

  • Bedrockとプロキシ:レスポンスのContent-Typeヘッダーを削除するプロキシの背後でBedrockのストリーミングを使うと、毎ターンが非ストリーミングで再実行され、課金対象のAPI呼び出しが黙って倍増する問題を修正しました。HTTPSプロキシの背後でSSOプロファイルとawsAuthRefreshを使ってBedrockを利用する場合に起動時にハングする問題も修正され、認証情報の事前チェックがHTTPS_PROXYに従うようになりました。
  • 利用上限とリトライ:月間の支出上限をすでに使い切っている場合に表示される利用上限メッセージで、セッションまたは週間の上限がいつリセットされるかも示されるようになりました。永続リトライモード(CLAUDE_CODE_RETRY_WATCHDOG)は、組織の支出上限エラーやクレジット不足エラーの際に、リセットを無期限に待つのではなく即座に失敗するようになりました。
  • ターンの中断:プロンプトがキューにある状態でEscを押すと次のターンが早く終了してしまい、Claudeがまだ作業中なのにセッションがアイドル状態になり、後で再送信すると操作が繰り返されることがある競合状態を修正しました。
  • 再開:claude -c/resumeが、_、-、.などの文字だけが異なるパスを持つ別のディレクトリのセッションを拾ってしまう問題を修正しました。全プロジェクトモードの/resumeが、削除されたディレクトリ(削除済みのworktreeなど)にcdするよう案内する問題も修正され、そうしたセッションは現在のディレクトリで再開されるようになりました。
  • クラウドとリモートのセッション:クラウドセッション(Web、デスクトップ、モバイルアプリのClaude Code)が、アイドル状態のワーカーの再起動後にプランモードを抜けた状態で再開される問題を修正しました。長時間かかるSessionStartやSetupフックの実行中もリモートセッションがキープアライブを送り続けるようになり、フックの途中でコンテナがアイドルとして回収されなくなりました。
  • Web版Claude Code:Bashなどのツールから、API以外のanthropic.comホスト(www、docsなど)へのリクエストがセッションのネットワークプロキシを経由するようになり、環境で許可されたドメインの設定が適用されます。
  • MCPとWebFetch:クラウドセッションやSDKのsetMcpServers()経由で、セッション途中の再接続時に一時的な5xxが発生すると、リモートMCPサーバーが失敗状態のままになる問題を修正しました。WebFetchが、期限切れのページ内容を本来の15分ではなくセッション全体にわたってメモリに保持していた問題も修正されています。
  • フルスクリーン:ターミナルウィンドウにフォーカスを戻すためだけにクリックした際に、権限プロンプトに回答したりボタンが押されたりする問題を修正しました。
  • エージェント、スキル、フック:.mdファイルがUTF-8 BOMで始まるエージェント、スキル、コマンドが黙って無視される問題を修正しました。セッションの作業ディレクトリが削除された後にフックが「posix_spawn ENOENT」で失敗する問題も修正され、代わりにプロジェクトのルートまたはホームディレクトリから実行されるようになりました。
  • Linuxサンドボックス:Linuxサンドボックスが存在しない.git/config.worktreeを読み取り不可にしてしまい、extensions.worktreeConfigが設定されたリポジトリでサンドボックス化されたgitコマンドがすべて失敗する問題を修正しました。
  • プラットフォームとIDE:Alpine/muslビルドで、ネイティブの画像貼り付け、クリップボード、音声キャプチャのアドオンが読み込まれるようになりました。Claude Codeプラグインが接続されたJetBrains IDEのターミナルで、EditとWriteの呼び出しが約5秒止まる問題も修正されています。
  • 入力のプライバシー:ログインコード欄などのマスクされた(パスワード形式の)入力のテキストが、Ctrl+Yで別の場所に貼り戻せてしまう問題や、Escの2回押しでクリアした際にプロンプト履歴に保存されてしまう問題を修正しました。
  • Claude in Chrome:/clearでセッションのChromeタブグループが閉じられるようになり、空のグループは/resume時とClaude Codeの終了時に閉じられます。

このリリースには合計59件の変更が含まれています。すべての変更は、下記リンクの公式変更履歴をご覧ください。

アップデート方法

  1. インストール済みのバージョンを確認:claude --version
  2. その場でアップデート:claude update
  3. データレジデンシーのワークスペースで--max-budget-usdを使用している場合は、コスト見積もりに1.1×の米国限定推論の割増が含まれるようになった点に注意してください。

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