Claude Code v2.1.229:プラグインマーケットプレイスのcommandソース、VS Codeのセッショングループ、より安全な/commit-push-pr
Claude Code v2.1.229では、コマンドで指定するプラグインマーケットプレイスのソース、VS Codeのセッショングループ、ゲートウェイのkeepalive pingが追加され、/commit-push-prは危険なフラグを自動承認しなくなりました。複数のクラッシュも修正されています。
Claude Code v2.1.229は、変更履歴に32項目が並ぶ幅広いリリースです。プラグインマーケットプレイスのcommandソース、VS Codeサイドバーのセッショングループ、ゲートウェイのストリーミングにおけるSSE keepalive ping、セルフホストランナーのセッションでのサーバー提供フックが追加され、/commit-push-prは危険なフラグ付きのgitおよびghコマンドを自動承認しなくなりました。修正は、複数のクラッシュ、ストリーミング出力の不具合、attributionヘッダーを無効にした場合の自動モード、厳格な認可サーバーでのMCP OAuthなどに及びます。
新機能
プラグインマーケットプレイスのcommandソース
プラグインマーケットプレイスでcommandソースが使えるようになりました。ローカルのコマンド(IDEなど)がプラグインのディレクトリを出力し、そのディレクトリはセッションごとに再解決され、再起動なしで適用されます。mode: "link"を指定すると、そのディレクトリがその場で使われます。
VS Codeのセッショングループとパネルの更新
VS Code拡張機能のサイドバーにセッショングループが追加されました。右クリックでグループの作成、名前変更、削除ができ、Cmd/CtrlクリックまたはShiftクリックで複数のセッションをまとめて移動できます。/btwのサイド質問パネルは、サイドドッキングとスタックのどちらのレイアウトでも境界をドラッグしてサイズを変更できるようになり、「Report a problem」と/bugは廃止されたアンケートのリンクではなく、組み込みのフィードバックダイアログを開くようになりました。
/commit-push-prが危険なフラグを自動承認しない
/commit-push-prで、危険なフラグ(--force、--amend、--no-verifyなど)を伴うgit/ghコマンドは自動承認されなくなりました。
セルフホストランナーの更新
セルフホストランナーのセッションが、管理環境と同様に、サーバーから提供されるClaude Codeのフックに対応しました。Windowsではデフォルトのチェックアウトディレクトリがないため、セルフホストランナーの起動時に--base-dirを明示的に指定する必要があります。
ゲートウェイのストリーミングにkeepalive ping
ゲートウェイのストリーミングレスポンスで、長い思考の間にSSE keepalive pingが送られるようになり、VertexやBedrockの上流でアイドルタイムアウトによる切断が起きなくなります。
ワークフローのファンアウトを時間差で起動
ワークフローのファンアウトで、同じプレフィックスを持つ兄弟エージェントの起動をずらすようになりました。後続のエージェントはキャッシュ済みのプロンプトプレフィックスを読み込めるため、そのコストを再度支払わずに済みます。無効にするにはCLAUDE_CODE_WORKFLOW_PREFIX_STAGGER_MS=0を設定します。
ListAgentsでRemote Controlセッションの状態を表示
ListAgentsは、切断されたRemote Controlセッションをoffline、クラウドセッションをcloudと表示するようになりました。また、直近のRemote Controlセッションを再開するためのclaude remote-control --continueがドキュメントに記載されました。
修正と改善
描画とクラッシュ
- 長いレスポンスがストリーミング中に一部消えたり、ターミナルに2回出力されたりする問題を修正しました。
- ツール呼び出しの
glob、file_path、commandの値が文字列でない場合に、エラー画面へとクラッシュする問題(該当セッションの--resume時を含む)を修正しました。 - 非常に幅の狭いターミナルウィンドウで進捗バーやMarkdownの表を描画した際のRangeErrorによるクラッシュを修正しました(起動時に
claude --continue/--resumeがクラッシュすることもありました)。
Windows
- ツール呼び出しやメッセージが拡張長パス(
\\?\)またはUNCパスでファイルを参照した場合のクラッシュを修正しました。
自動モードとモデル
CLAUDE_CODE_ATTRIBUTION_HEADERでattributionヘッダーを無効にしているユーザー(Anthropic APIへの直接接続)で、自動モードがすべてのツール呼び出しで失敗する問題を修正しました。- カスタムの
ANTHROPIC_BASE_URLゲートウェイを使うclaude.aiのサブスクライバーに対して、/modelがSonnet/Opus 1Mを拒否する問題を修正しました。
MCPとログイン
- リダイレクトURIで
localhostではなく127.0.0.1を使うようにし、厳格な認可サーバーでもMCP OAuthが機能するようになりました。 /loginでログインに成功した後、CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKENによる上書きの警告が改めて表示されるようになりました。
GitHubとRemote Control
/install-github-appで生成したClaude Code Reviewワークフローが、プルリクエストにレビューを投稿しないまま完了する問題を修正しました。- ノートPCのターミナルでスラッシュコマンドを入力した後、Remote Controlクライアントで作業中のスピナーが止まったままになる問題を修正しました。
パフォーマンス
- IDE拡張機能の接続中に、数千件のIDE診断を含むファイルを編集すると数秒間UIが固まる問題を修正しました。
- CPU制限のあるコンテナ内の動的ワークフローが、コンテナのCPU制限ではなくホストマシンのコア数を使ってしまう問題を修正しました。
コンパクションとAPIエラー
- メッセージだけでAPIの32 MBのリクエスト上限を超える会話で、取り除ける画像やドキュメントがないのにコンパクションを再試行する問題を修正しました。現在は明確なメッセージで一度だけ失敗します。
- 「prompt is too long」エラーで、
/compactを提案するだけでなく、自動コンパクションで回復できなかった理由が説明されるようになりました。 - SDKおよび
--input-format stream-jsonのセッションで、空白のみのメッセージを送信すると400 APIエラーになる問題を修正しました。
サンドボックス
- ネットワークのドメインリストにあるIPv6リテラルは角括弧で囲まれる(
[::1]:443)ようになり、曖昧な表記はフェイルクローズで適用されたうえで/doctorで指摘されます。
セルフホストランナーとリモートセッション
managed-mcp.jsonが配備され、サーバーがMCPサーバーを配信する場合に、セルフホストランナーやその他のリモートセッションが起動時に終了してしまう問題を修正しました。これらのサーバーは警告を出してスキップされます。- セルフホストランナーのリポジトリ準備がGit Credential Managerのプロンプトで止まってしまう問題を修正しました。認証情報がない場合、gitはすぐに失敗します。
このリリースには合計32件の変更が含まれています。全項目はClaude Code 変更履歴をご覧ください。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - Windowsでセルフホストランナーを実行している場合は、
--base-dirを明示的に指定して起動してください。Windowsにはデフォルトのチェックアウトディレクトリがありません。