Claude Code v2.1.222:worktree分離の強化、Remote Control自動起動の変更、ultraplanの削除
Claude Code v2.1.222では、worktree分離されたセッションがメインのチェックアウトに破壊的なgitコマンドを実行できる問題が修正され、リポジトリローカルの設定でRemote Controlの自動起動を有効にできなくなり、ultraplanが削除されました。
Claude Code v2.1.222は、変更履歴に21項目が並ぶ修正中心のリリースです。安全性を高める変更が複数含まれており、worktree分離はすべてのセッション種別でファイル編集とBashに適用されるようになり、PreToolUseの自動許可フックはバックグラウンドエージェントのタスクでツール制限を回避できなくなり、自動モードはSendMessageのメッセージを送信前に分類器で評価するようになりました。また、Remote Controlの自動起動を有効にする方法が変わり、ultraplan機能が削除され、プロキシ、使用量の報告、コネクタに関する問題も修正されています。
新機能
worktree分離が編集とBashを全面的にカバー
これまでは、worktree分離されたセッションとそのサブエージェントが、メインのチェックアウトに対して破壊的なgitコマンドを実行できてしまうことがありました。この問題が修正され、すべてのセッション種別でファイル編集とBashに分離が適用されるようになりました。
リポジトリローカルの設定ではRemote Controlの自動起動を有効にできない
リポジトリローカルの設定(.claude/settings.jsonまたは.claude/settings.local.json)では、Remote Controlの自動起動を有効にできなくなりました(無効にすることは引き続き可能です)。有効にするには、/configからユーザースコープで設定します。
ultraplanの削除
ultraplan機能は削除されました。
自動モードが送信前にSendMessageをチェック
自動モードでは、SendMessageで他のエージェントセッションに送るメッセージが、送信前に権限の分類器で評価されるようになりました。またSendMessageは長い要約を拒否せずに切り詰めるようになり、文字数制限で送信が失敗しなくなりました。
diffが生のgit blobの内容を使用
/diffビュー、Remote Controlのワークスペースdiff、Claude Code on the webセッションでのファイル編集のdiffは、ワークスペースで設定されたdiffドライバーやtextconvを無視し、生のgit blobの内容を使うようになりました。
修正と改善
フック、スキル、権限
- PreToolUseの自動許可フックが、バックグラウンドエージェントのタスク(要約、コンパクション、名前変更)でツール制限を回避してしまう問題を修正しました。
disable-model-invocationが設定されたスキルをClaudeが呼び出そうとした際の拒否が改善され、Claudeはそのワークフローを自分で再現するのではなく、スキルを実行するようユーザーに依頼するよう指示されます。
使用量とクレジット
- TeamおよびEnterpriseの
/usage-creditsで、以前のリクエストが却下されたメンバーに「you’ve already sent a usage credit request」と表示され、新しいリクエストを送れなくなる問題を修正しました。 /usageがMCPサーバーの使用量を過大に計上する問題を修正しました。サーバーの割合は、そのサーバーを呼び出した後のすべてのターンではなく、実際にそのツール結果を消費したリクエストのみを反映します。
ネットワークと接続
- HTTPSプロキシ環境で、起動時の接続チェックがハングした後に失敗する問題を修正しました。APIリクエストと同じプロキシ対応のトランスポートを使い、タイムアウト時には明確なメッセージを表示します。
- 実際には完了していたレスポンスに対して「Connection closed mid-response」エラーが報告される問題を修正しました。
- カスタムの
ANTHROPIC_BASE_URLゲートウェイで、サーバーのkeep-alive pingが届いているにもかかわらずストリームのアイドルタイムアウトが発生する問題を修正しました。
MCPとコネクタ
- セッショントークンが無効なときに、claude.aiコネクタが誤って認可が必要と表示される問題を修正しました。代わりに
/loginのヒントが表示されます。 - ローカルで利用できなくなったツール(MCPサーバーを削除した後など)のツールエラーが表示されない問題を修正しました。
サブエージェントとモデル
- 組織で制限された
model: opus形式のサブエージェントおよびチームメイトのファミリーエイリアスが、ファミリー内で組織が許可する最新モデルに切り替わらず、親モデルにフォールバックしてしまう問題を修正しました。 - サブエージェントのトランスクリプトビューで、スピナーのeffortラベルがサブエージェント自身の
effort:設定ではなくセッションのeffortレベルを表示する問題を修正しました。 CLAUDE_CODE_PROVIDER_MANAGED_BY_HOSTが設定されている場合に、ホストのモデル選択キーがディスク上の古いmanaged-settings.jsonより優先されない問題を修正しました。
プルリクエスト
- ブランチのプッシュ後に作成されたプルリクエスト(GitHub REST API経由を含む)にセッションがリンクされない問題を修正しました。
アクセシビリティと安定性
--ax-screen-readerモードで、バックスペースのたびにスクリーンリーダーが入力行全体を読み直す問題を修正しました。行末での削除では、削除された文字だけが読み上げられます。- ファイルウォッチャーがファイルシステムのエラーに遭遇した際や、ファイルウォッチャーの終了処理中にまれに発生するクラッシュを修正しました。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - リポジトリローカルの設定ではRemote Controlの自動起動を有効にできなくなりました。この方法に頼っていた場合は、
/configからユーザースコープで有効にしてください。