Claude Code v2.1.218:/code-reviewのバックグラウンド化、forkスキルのバックグラウンド実行、/deep-researchの手動起動化
Claude Code v2.1.218では、/code-reviewがバックグラウンドのサブエージェントとして実行され、context: forkのスキルはデフォルトでバックグラウンド実行に、/deep-researchは手動起動のみになりました。Windowsパスや貼り付け、セッション再開の問題も修正されています。
Claude Code v2.1.218は、変更履歴に36項目が並ぶ幅広いリリースです。/code-reviewがバックグラウンドのサブエージェントとして実行され、context: forkを持つスキルもデフォルトでバックグラウンド実行になるなど、より多くの処理がバックグラウンドへ移りました。あわせて自動モード(auto mode)はより多くのチェックを分類器に委ね、--ax-screen-readerモードには新しい読み上げが追加されています。そのほか、Windowsのパス処理、複数行の貼り付け、セッションの再開、Bedrockのセットアップなどに関する修正が含まれます。
新機能
/code-reviewがバックグラウンドのサブエージェントで実行
/code-reviewはバックグラウンドのサブエージェントとして実行されるようになり、レビュー作業で会話が埋め尽くされなくなりました。積み重ねたスラッシュコマンドはレビュー対象として保持されます。また非対話セッションでは、/code-review ultraがローカルレビューを黙って実行するのではなく、クラウドレビューを起動するようになりました。
context: forkのスキルがバックグラウンドで実行
context: forkを持つスキルは、デフォルトでバックグラウンド実行になりました。スキルごとにbackground: falseを指定するとオプトアウトできます。
/deep-researchは手動起動のみ
/deep-researchは手動で呼び出したときにのみ開始されるようになり、Claudeが自ら起動することはなくなりました。
自動モードがより多くのチェックを分類器に委ねる
自動モードでは、危険なrm、バックグラウンドの&、不審なWindowsパスの各チェックで権限ダイアログが開かなくなり、代わりに自動モードの分類器が判定します。autoと組み合わせたプランモードでも、静的解析で読み取り専用と証明できないBashコマンドに対してプロンプトを出さなくなり、同様に分類器が判断します。
削除内容のスクリーンリーダー読み上げ
--ax-screen-readerモードで、単語・行単位の削除(Option+Delete、Ctrl+W、Cmd+Backspace、Ctrl+U、Ctrl+K)を行うと、削除されたテキストが読み上げられるようになりました。
スキル・プラグイン・エージェントのフロントマター規則
スキルとプラグインのフロントマターのブール値として、true/falseに加えてyes/no/on/off/1/0(大文字小文字を区別しない)が使えるようになりました。エージェントのMarkdownファイルでは、プラグインの名前空間用に予約されている:を含むエージェント名が拒否されます。さらに、エージェントのフロントマターに定義したフックは、そのエージェントファイル自体のフォルダーがワークスペースの信頼を受け入れていることが必要になりました。
修正と改善
レビューコマンド
/ultrareviewが「review my auth changes」のような説明的な引数で失敗する問題を修正しました。現在のブランチをレビューし、そのテキストを指摘事項へのメモとして適用します。/ultrareviewのエラーフィードバックを改善し、Claudeが無効な引数をそのまま再試行するのではなく修正できるようになりました。
Windows
\uで始まるセグメントを含むWindowsパス(C:\Users\unicornなど)がツール入力内でCJK文字に化け、ファイルにアクセスできなくなる問題を修正しました。
入力と履歴
- 左矢印キーで会話が元に戻せない形で破棄される問題を修正しました。編集直後に押すと確認を求めるようになり、エージェントビューでEscを押すとバックグラウンドに移した会話に戻ります。
- 貼り付けた改行をCtrl+Jとしてエンコードするターミナルで、複数行の貼り付けが改行の代わりに
jが入った1行にまとまってしまう問題を修正しました。 - 履歴の書き込みが競合または失敗した際に、プロンプト履歴のエントリが欠落・重複する問題を修正しました。
アクセシビリティ
--ax-screen-readerモードで、入力の末尾に入力したスペースをVoiceOverが「new line」と読み上げてしまう問題を修正し、スペースとして読み上げるようになりました。- プラグインと設定のパネルでターミナルのカーソルがフォーカス中の行に移動するようになり、スクリーンリーダーや拡大鏡が矢印キーでの移動を追えるようになりました。
セッション、コンテキスト、SDK
- メッセージピッカーからコンパクションした後、
/contextがコンパクション前の古いトークン使用量を表示する問題を修正しました。 - 履歴に不正な形式のdelta添付が含まれる場合に、再開したセッションが毎ターン失敗したり再開時にクラッシュしたりする問題を修正しました。
- ヘッドレスおよびSDKセッションで、コンパクション後にフォークセッションの系譜が失われる問題を修正しました。
- 大きな思考予算でコンテキストオーバーフローのエラーが発生した後、失敗が確定している同一リクエストを再送し続けるリトライループを修正しました。また
Ctrl+Bによるバックグラウンド化にも、他の経路と同じバックグラウンドシェルの上限が適用されるようになりました。 - ワーカーが置き換えられた後もリモートセッションがハートビートを送り続け、長時間稼働するデスクトップやIDEのプロセスが拒否されたリクエストを数秒ごとに再試行し続ける問題を修正しました。
Bedrockとゲートウェイ
- パーティション分割されたAWSリージョンやプロキシ経由のみのネットワークで、Bedrockセットアップウィザードがassume-roleプロファイルの検証に失敗する問題を修正しました。
- ゲートウェイの支出計測で、Bedrockのapplication-inference-profile ARNや設定でマッピングされたその他の上流モデルIDが、設定されたモデルの料金で計算されるようになりました。
MCP
- 起動時の「N MCP servers need authentication」通知が、claude.aiで接続されていないclaude.aiコネクタまで数えてしまう問題を修正しました。
信頼設定と管理設定
- 信頼ダイアログに、許可の対象となるリポジトリルートが表示されるようになりました。
- サーバー管理設定における無害な機能・コスト関連のトグルで、設定承認のプロンプトが表示されなくなりました。
モデル
/config model=<x>またはRemote Controlでモデルを切り替えた結果として高速モード(fast mode)が変わった場合に、その旨が通知されるようになりました。
このリリースには合計36件の変更が含まれています。全項目はClaude Code 変更履歴をご覧ください。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - スキルとエージェントを見直してください:
context: forkのスキルはbackground: falseを指定しない限りバックグラウンドで実行され、:を含むエージェント名は拒否されるようになりました。