Claude Code v2.1.212:/forkがバックグラウンドセッションに、検索とサブエージェントのセッション上限、MCPの自動バックグラウンド化
Claude Code v2.1.212では、/forkが会話を新しいバックグラウンドセッションに複製するようになり(従来の動作は/subtaskに)、claude auto-mode resetの追加、Web検索とサブエージェント起動のセッション上限、長時間のMCP呼び出しの自動バックグラウンド化が行われました。
Claude Code v2.1.212は、変更履歴に48項目が並ぶ大規模なリリースです。/forkが会話を新しいバックグラウンドセッションに複製するようになり、従来起動していたセッション内のサブエージェントは/subtaskに移りました。ほかにも、claude auto-mode reset、Web検索とサブエージェント起動のセッションごとの上限、長時間かかるMCPツール呼び出しの自動バックグラウンド化が追加され、プランモード、フック、/ultrareview、テレメトリのエクスポートなどに関する修正が含まれています。
新機能
/forkがバックグラウンドセッションを作成、従来の動作は/subtaskに
/forkは、作業を続けたまま会話を新しいバックグラウンドセッション(claude agentsに専用の行が表示されます)に複製するようになりました。これまで/forkが起動していたセッション内のサブエージェントは/subtaskになりました。セッションにタイトルがない場合、/forkはプロンプトに基づいてコピーに名前を付けるため、エージェントビューで行を見分けやすくなります。
claude auto-mode reset
新しいclaude auto-mode resetコマンドは、確認プロンプトの後にオートモードの設定をデフォルトに戻します。--yesを渡すと確認を省略できます。
Web検索とサブエージェントのセッションごとの上限
暴走する検索ループを止めるため、WebSearchツール呼び出しにセッション全体の上限(デフォルト200、CLAUDE_CODE_MAX_WEB_SEARCHES_PER_SESSIONで調整可能)が追加されました。また、暴走する委譲ループを止めるため、サブエージェントの起動数にもセッションごとの上限(デフォルト200、CLAUDE_CODE_MAX_SUBAGENTS_PER_SESSIONで上書き可能)が設けられ、/clearでリセットされます。
長時間のMCPツール呼び出しを自動でバックグラウンドへ
2分を超えて実行されるMCPツール呼び出しは、セッションを使える状態に保つため、自動的にバックグラウンドへ移るようになりました。しきい値の設定や無効化はCLAUDE_CODE_MCP_AUTO_BACKGROUND_MSで行えます。
エージェントビューでの/resume
エージェントビューで/resumeと入力すると、リストから削除したセッションも含む過去のセッションのピッカーが開き、選んだセッションがバックグラウンドセッションとして再開されます。
Taskツールのmodeパラメーターを非推奨に
Taskツールのmodeパラメーターは非推奨となり、無視されるようになりました。サブエージェントはデフォルトで親セッションの権限モードを引き継ぎます。
forceLoginMethodの適用範囲を拡大
EnterpriseのforceLoginMethodが、ターミナルだけでなく、VS Code拡張機能、SDK、setup-token、install-github-appでのログインにも適用されるようになりました。
修正と改善
- セキュリティと権限:プランモードで、ファイルを変更するBashコマンド(
touchやrmなど)が、権限プロンプトやSDKのcanUseToolコールバックなしに自動実行される問題を修正しました。worktreeの作成時にリポジトリにコミットされた.claude/worktreesのシンボリックリンクをたどってしまい、リポジトリ外にファイルが作成されるおそれがある問題も修正されています。 - フック:ツールが失敗した場合やストリームの途中で完了した場合に、
continue:falseフックによる停止が失われる問題を修正しました。フック基盤のエラーがユーザーによる拒否として誤って報告される問題も修正されています。 - print/SDKモード:Bashツールの実行中にSIGTERMを受けると、コマンドのプロセスツリーが孤立する問題を修正しました。CLIはターンを中止してプロセスツリーを終了し、143で終了します。また、headless/SDKセッションではターンの途中でも
set_modelコントロールリクエストが適用され、次のターンを待たずに次回のモデル呼び出しから新しいモデルが使われるようになりました。 - Windows:グループポリシーでPowerShell 5.1がブロックされている環境で、
/backgroundとclaude --bgが「EUNKNOWN: unknown error, uv_spawn」で失敗する問題を修正しました。デーモンはPowerShell 7を優先して使うようになりました。 /ultrareview:#123、PR 123、貼り付けたPRのURLなどのPR参照を受け付けるようになり、エラーのヒントには実際に入力したコマンドが表示されます。ブランチがリモートに存在する場合、/ultrareview <branch>はoriginからブランチを取得し、入力ミスには最も近いブランチ名を提案するようになりました。/clear後の新しい会話で課金確認がスキップされる問題も修正されています。- プロンプトキャッシュとトークン:会話途中のシステムブロックが、LLMゲートウェイやカスタムのベースURL(Bedrock、Vertex、1P)の背後でも機能するようになりました。エージェント間メッセージのトークン使用量も削減され、
SendMessageの本文が再生される履歴やツール結果に重複して含まれなくなりました。 - Web検索とWebフェッチ:APIが過負荷のときに、Web検索とWebフェッチが「API Error」というテキストを検索結果やページ内容として返す問題を修正しました。529エラーやレート制限を受けたリクエストは、上限付きのバックオフで再試行されるようになりました。
- 画像:多数の画像を含む会話が誤って「Request too large」エラーで失敗する問題を修正し、実際の原因を説明するようエラーメッセージを改善しました。
- バックグラウンドエージェント:コールドアタッチ時は、空白のまま待たされるのではなく、セッションの起動中から整形されたトランスクリプトがすぐに表示されるようになりました。エージェントビューから停止中のバックグラウンドセッションを開き直す操作が黙って失敗する問題も修正され、セッションが再開されるか、再開できない理由が表示されて強制的に再起動できるようになりました。サンドボックス、MCPの入力、管理対象設定のプロンプトを待っているセッションは、エージェントビューと
claude agents --jsonで「Working」ではなく「Needs input」と表示されます。 - テレメトリ:チャンク転送エンコーディングを受け付けないAzure Monitorなどのエンドポイントで、OpenTelemetryのHTTPエクスポートが411/400で拒否される問題を修正しました。
- ホスト型セッション:リポジトリの設定でmTLS証明書、追加のCAバンドル、OAuthスコープが構成されていると、ホスト管理(host-managed)のセッションが起動時に失敗する問題を修正しました。これらのトランスポート設定は警告付きで無視されるようになりました。
/btw:引数なしの/btwは、直近のやり取りについてサイド質問パネルを再び開くようになり、以前の回答を見返せます。
このリリースには合計48件の変更が含まれています。すべての項目は変更履歴をご覧ください。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - これまで
/forkでセッション内のサブエージェントを起動していた場合は、代わりに/subtaskを使用してください。/forkは会話を新しいバックグラウンドセッションに複製するようになりました。