Claude Code v2.1.205:/doctorが総合セットアップチェックに、オートモードの安全策とエージェントビューの改善
Claude Code v2.1.205では、/doctorが問題の診断と修正まで行えるセットアップチェックになったほか、オートモードの安全策の追加、エージェントビューの改善、アップデーターのピークメモリ使用量の約400 MB削減が行われました。
Claude Code v2.1.205は、いくつかの機能変更と幅広い修正を含むリリースです。主なテーマは、機能が拡張された/doctorコマンド、トランスクリプトファイルや破壊的なシェルコマンドに関するオートモードの新しい安全策、そして情報量が増えたclaude agentsのエージェントビューです。そのほか、CLIフラグ、バックグラウンドエージェント、Windows、MCP、プラグインに関する問題が修正されています。
新機能
/doctorが総合的なセットアップチェックに
/doctorが、問題の診断と修正まで行える総合的なセットアップチェックになりました。/checkupはそのエイリアスとして使えます。
オートモードの安全策
オートモードに、セッションのトランスクリプトファイルの改ざんをブロックするルールが追加されました。また、コンテキストから解決できない変数に対してrm -rfを実行する前に、確認を求めるようになりました。あわせて、バックグラウンドタスクの通知には人間による入力が行われていないことが明記されるようになり、トランスクリプト内に捏造された承認に基づいて動作することを防ぎます。
エージェントビューの改善
既存のPRを編集、マージ、コメント、またはプッシュしたセッションは、claude agentsでそのPRにリンクされるようになりました。各行には生のツール呼び出しテキストの代わりに色付きの状態ワードと分類器が作成した見出しが表示され、ピークを開くと、ブロック中のセッションが求めている具体的な内容を含む完全なステータスが表示されます。
自動アップデート時のメモリ使用量を削減
自動アップデートのバイナリダウンロードがメモリにバッファリングされず、ディスクへ直接ストリーミングされるようになりました。これにより、アップデーターのピークメモリ使用量が約400 MB削減されています。
MCPサーバー名の予約
Claude Desktopのペイン名変更に先立ち、MCPサーバー名「Claude Browser」が「Claude Preview」とともに予約されました。ユーザーが設定したMCPサーバーは、どちらの名前でも登録できなくなります。
修正と改善
- CLIフラグ:スキーマが無効な場合に
--json-schemaが構造化されていない出力を黙って返す問題と、formatキーワードを使うスキーマが拒否される問題を修正しました。Claudeの作業中に送信したメッセージが、ターンが--max-turnsの上限で終了した際に失われる問題も修正されています。 - バックグラウンドエージェント:
SendMessageで再開したエージェントがエージェントリストで「failed」や「completed」のまま表示される問題と、エージェントのターンに読み取れるテキストがない場合にジョブが「needs input」から「working」に戻ってしまう問題を修正しました。claude attachは、アップグレードによる再起動中のバックグラウンドエージェントに対してエラーを出さず、復帰を待つようになりました。 - エージェントビュー:ジョブリストが画面をわずかにはみ出したときに、ビューが1行上にずれてヘッダーが切れる問題を修正しました。出力が30Kのインライン上限を超えたBash呼び出しで作成されたPRが、セッションとPRのリンクから漏れる問題も修正されています。
- Remote Control:WebおよびモバイルのRemote Controlパネルで、バックグラウンドタスクが古い「Running」状態のまま表示される問題を修正しました。メンバーシップが変わるたびに完全なタスク状態が転送されるようになっています。
- Windows:worktree内にNTFSジャンクションやディレクトリのシンボリックリンクがある場合に、worktreeの削除でworktree外のファイルまで削除される問題を修正しました。コマンド実行中に起動元のディレクトリが削除、ロック、またはアンマウントされた際のクラッシュも修正されています。
- MCP:サーバー名にサポートされていない文字が含まれていると
claude mcp add-from-claude-desktopが停止する問題を修正しました。無効な名前は報告され、残りのサーバーは引き続きインポートされます。 - プラグイン:あるプラグインのLSPサーバーが初期化に失敗すると、同じファイル拡張子を扱う別プラグインの有効なLSPサーバーが機能しなくなる問題を修正しました。
- スキル:プロジェクトのverifyスキルがセッションのたびに書き換えられていた問題を修正し、ドキュメント化されたコマンドが変更されたときだけ更新されるようになりました。
- 安定性:ディレクトリのスキャン中にファイルウォッチャーが閉じられた際のクラッシュを修正しました。
- Cowork:CLI 2.1.203以降で、VMモードのローカルエージェントセッションが「Not logged in · Please run /login」で起動に失敗する問題を修正しました。
アップデート方法
- インストール済みのバージョンを確認:
claude --version - その場でアップデート:
claude update - 「Claude Browser」または「Claude Preview」という名前のMCPサーバーを独自に設定している場合は、ユーザーが設定したサーバーがこれらの名前で登録できなくなった点に注意してください。