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Claude Code 完全ガイド:セットアップから高度なワークフローまで

Claude Code 2.1.305 で検証したコンパクトな入門ガイド。インストール、初回セッション、CLAUDE.md、Hooks、MCP、Custom Agents を押さえ、より詳しい2026年版へリンクします。

2026年10月21日更新: Claude Code 2.1.305 に合わせてシステム要件・インストール方法・サインイン手順を修正し、$CLAUDE_FILE_PATHS を使った hook と存在しない memory MCP パッケージを動作する例に差し替えました。subagent と skill のファイル形式を更新し、セッションが auto 権限モードで開始するようになった点を追記、モデルの推奨を Haiku 5.5/Sonnet 5.5/Opus 5.5/Fable 5.1 に更新しています。

まずはこちらから:Claude Code 完全ガイド 2026 がこのチュートリアルの最新かつ詳細な版で、Hooks・MCP・Director Mode・コストの各章を網羅しています。本ページは短い入門ガイドとして残しており、詳しい内容は以下のリンク先を参照してください。

これは Claude Code のコンパクトな入門ガイドです。AI 支援開発が初めての方も、高度な機能を習得したい方も、まずここで全体像をつかみ、各テーマの詳細ガイドへ進んでください。


Claude Code とは?

Claude Code は Anthropic 公式の AI コーディングアシスタントです。他のツールとの主な違い:

  • ターミナルネイティブ:ターミナルに加えて、VS Code・デスクトップアプリ・Web でも動作
  • プロジェクトレベルの理解:開いているファイルだけでなく、タスクに必要なファイルをコードベース全体から読み込む
  • エージェントアーキテクチャ:質問に答えるだけでなく、タスクを自律的に実行

なぜ Claude Code を選ぶのか?

特徴Claude CodeCursorGitHub Copilot
インターフェースターミナルIDEエディタプラグイン
自律性高い(エージェント)中程度低い
カスタマイズ性非常に高い中程度低い
最適な用途複雑なタスク、自動化GUI 好みシンプルな補完

ターミナルが好きで、最大限のコントロールが必要で、複雑なタスクを処理する必要がある場合、Claude Code が最適です。


インストールとセットアップ

システム要件

  • macOS: 13.0+
  • Windows: Windows 10 1809+ または Windows Server 2019+(Git for Windows は任意ですが推奨)
  • Linux: Ubuntu 20.04+ / Debian 10+ / Alpine Linux 3.19+
  • ハードウェア: 4 GB 以上のメモリ、x64 または ARM64
  • プラン: Claude Pro、Max、Team、Enterprise のいずれかのサブスクリプション、Claude Console アカウント、またはサポート対象のクラウドプロバイダー経由のアクセス

インストール方法

方法1:ネイティブインストーラー(推奨)

# macOS / Linux / WSL
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

# Windows PowerShell
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

ネイティブインストールはバックグラウンドで自動更新されます。

方法2:Homebrew、WinGet、npm

# Homebrew(macOS/Linux)- 自動更新されません
brew install --cask claude-code

# WinGet(Windows)- 自動更新されません
winget install Anthropic.ClaudeCode

# npm - Node.js 22+ が必要。sudo は使わないでください
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

初回セットアップ

インストール後、次を実行します:

claude

初回実行では次の手順が案内されます:

  1. 認証:ブラウザで Claude のサブスクリプションまたは Claude Console アカウントにサインイン(claude auth login でも可)
  2. 権限設定:Claude が実行できる操作を決定

Claude.ai の無料プランに Claude Code は含まれません。サブスクリプションではなく API 課金を使う場合は claude auth login --console を実行するか、ANTHROPIC_API_KEY を設定します。

インストールの確認

claude --version
# インストール済みのバージョンを表示(例:2.1.305)

claude doctor
# セッションを開始せずに、インストールと設定を読み取り専用で診断

基本的な使い方

会話を開始

任意のプロジェクトディレクトリで実行:

cd /path/to/your/project
claude

Claude Code はリポジトリを事前にインデックスしません。CLAUDE.md(または AGENTS.md)と git の状態を読み込み、タスクごとに必要なファイルを読みます。

基本コマンド

コマンド機能
claudeインタラクティブな会話を開始
claude "何かをする"初期プロンプト付きでセッションを開始
claude -p "何かをする"単発実行(print モード)して終了
claude --helpすべてのオプションを表示
/help会話中にヘルプを取得
/clear会話履歴をクリア
Ctrl+C現在の操作を中断。空のプロンプトでもう一度押すと終了
/exitClaude を終了

会話モード

会話では、自然言語でタスクを説明します:

あなた:src/utils/ に日付フォーマット用のユーティリティ関数を作成して

Claude:そのユーティリティ関数を作成します...
[Claude が作成するファイルと内容を表示し、確認を待つ]

権限モードが設定されていない場合、ターミナルと VS Code のインタラクティブセッションは auto モードで開始し、分類器がほとんどの操作を確認するため毎回質問されません。変更するには設定で permissions.defaultMode を指定します。

プランモード

Shift+Tab で権限モードを切り替えてプランモードに入るか、/plan と入力します:

あなた:/plan ユーザーログイン機能を実装して

Claude:要件を分析して実装を計画します...
[Claude がコードベースを調査し、計画を提案するが、ファイルは変更しない]

プランモードが適している場面:複雑な機能、進め方が不明な場合


CLAUDE.md の設定

CLAUDE.md は Claude Code で最も重要な設定ファイルです。プロジェクトのルールを Claude に伝えます。

CLAUDE.md の作成

プロジェクトルートに CLAUDE.md を作成:

# プロジェクト名

## 技術スタック
- Node.js + TypeScript
- React + Tailwind CSS
- PostgreSQL

## 開発ルール
- パッケージマネージャは pnpm を使用
- すべてのコードに TypeScript 型を付ける
- コミット前に `pnpm lint && pnpm test` を実行

## ディレクトリ構造
- `src/` - メインのソースコード
- `tests/` - テストファイル
- `docs/` - ドキュメント

## 禁止事項
- any 型を使わない
- 既存のテストを削除しない
- main ブランチに直接 push しない

クイック初期化

組み込みコマンドで自動生成:

claude
/init

Claude がプロジェクト構造を分析し、適切な CLAUDE.md を生成します。あとから /memory で調整でき、/doctor prompt-audit で古いモデル向けに書かれた指示を洗い出せます。

CLAUDE.md の配置場所

場所用途
project-root/CLAUDE.mdプロジェクト固有のルール
~/.claude/CLAUDE.md個人のグローバルルール
project-root/AGENTS.mdCLAUDE.md がないプロジェクトではこちらを読み込む

高度な機能

1. Hooks(自動化トリガー)

Hooks は Claude のライフサイクルの決まった時点で、自分のコマンドを自動実行する仕組みです。settings.json に登録し、各 hook はイベントを JSON として stdin から受け取ります。

よくあるユースケース:

  • ファイル編集後の自動フォーマット
  • 変更ごとのテスト実行
  • 危険なコマンドのブロック

設定例(.claude/settings.json):

{
  "hooks": {
    "PostToolUse": [
      {
        "matcher": "Edit|Write",
        "hooks": [
          {
            "type": "command",
            "command": "jq -r '.tool_input.file_path' | xargs pnpm lint --fix"
          }
        ]
      }
    ]
  }
}

セッション中に /hooks を実行すると、登録済みの hook を確認できます。

👉 詳細ガイド:Claude Code Hooks 完全ガイド · より詳しい例は2026年版

2. MCP(Model Context Protocol)

MCP により、Claude は外部ツールやデータソースに接続できます。

インストール例:

# リモート HTTP サーバー
claude mcp add --transport http notion https://mcp.notion.com/mcp

# ローカル stdio サーバー
claude mcp add my-server -- node ./my-mcp-server/index.js

claude mcp install というコマンドはありません。セッション中に /mcp を実行するか、claude mcp list で各サーバーの接続状態を確認してください。

👉 詳細ガイド:Claude Code MCP セットアップガイド

3. カスタムエージェント

特定のタスクに特化した subagent を作成します。

作成方法:Claude に書いてもらうか、自分でファイルを作成します。/agents は現在、その案内を表示するだけです。

<!-- .claude/agents/code-reviewer.md -->
---
name: code-reviewer
description: Reviews code for bugs, security, and maintainability. Use after writing or modifying code.
tools: Read, Grep, Glob
model: sonnet
---

変更内容をレビューし、正確性・セキュリティ・保守性の問題を報告してください。

.claude/agents/ に置くとそのプロジェクト専用、~/.claude/agents/ に置くとすべてのプロジェクトで利用できます。

👉 詳細ガイド:Claude Code Agents 完全ガイド

4. カスタムスキル

Skills は再利用可能な指示で、関連する場面で Claude が自動的に読み込むほか、/名前 で直接呼び出せます。カスタムコマンドは skills に統合され、.claude/commands/deploy.md と .claude/skills/deploy/SKILL.md はどちらも /deploy を作ります。

作成方法:

.claude/skills/deploy/SKILL.md を作成:

---
description: Deploys to production. Use when the user asks to ship, release, or deploy.
---

次のデプロイ手順を実行してください:
1. テストを実行
2. プロジェクトをビルド
3. Cloudflare Pages にデプロイ

使い方:/deploy

👉 詳細ガイド:Claude Code Skills 完全ガイド


ベストプラクティス

1. コンテキストをクリーンに保つ

/context で何がウィンドウを占めているかを確認し、/compact または /clear を使う

古い会話履歴はトークンを消費し、Claude を混乱させる可能性があります。

2. プランモードを活用

複雑なタスクは先にプランモードへ(/plan または Shift+Tab)
Claude に行動前に調査させる

3. 明確な指示を与える

悪い例:「この関数を改善して」

良い例:「calculateTotal 関数を for ループの代わりに reduce を使用するようリファクタリングし、TypeScript 型を追加して」

4. テスト駆動開発を活用

あなた:先にテストを書いて、失敗を確認してから、テストが通る機能を実装して

Claude は明確なテスト目標があるときに最高のパフォーマンスを発揮します。

5. 組み込みツールを活用

コマンド用途
/initCLAUDE.md を初期化
/contextコンテキストウィンドウの内訳を確認
/usageセッションのコストとプラン上限を確認(/cost はエイリアス)
/memoryメモリを管理
/modelモデルを切り替え
/effortモデルの推論量を調整

よくある質問

Q: Claude がコマンドを実行しない?

A: 権限プロンプトを確認してください。Claude は Yes、Yes, and don’t ask again、Yes, and switch to auto mode、No といった選択肢のダイアログで待機しています。矢印キーで選んで Enter を押します。

Q: コストを削減するには?

A:

  1. /context で確認し、/compact または /clear で不要な履歴を整理
  2. 実行前に計画する(/plan)
  3. 単純で機械的なタスクには Haiku 5.5 を使い、深い推論が不要なら /effort を下げる

Q: Claude が生成したコードにエラーがある?

A:

  1. より多くのコンテキスト(関連ファイル)を提供
  2. テスト駆動開発を使用
  3. エラーを明確に指摘し、Claude に修正させる

Q: チームで使用するには?

A:

  1. CLAUDE.md をバージョン管理に追加
  2. .claude/ ディレクトリをバージョン管理に追加(settings.local.json は除外)
  3. MCP 設定に project スコープを使用

Q: どのモデルを選べばよい?

A: Anthropic API では haiku、sonnet、opus、fable がそれぞれ Haiku 5.5、Sonnet 5.5、Opus 5.5、Fable 5.1 に解決されます。Opus 5.5 は Pro・Max・Team・Enterprise プランの既定モデルで、Fable 5.1 は最上位の性能帯ですが既定になることはありません。Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5 は既定で medium effort で動作します。他のプロバイダーでは一部のエイリアスが引き続き旧モデルを指します。

Q: どのプログラミング言語がサポートされている?

A: Claude Code はすべての主要なプログラミング言語をサポートしています:

  • JavaScript/TypeScript
  • Python
  • Go
  • Rust
  • Java/Kotlin
  • C/C++
  • Swift
  • PHP
  • Ruby

次のステップ

Claude Code の基礎を完了おめでとうございます!推奨される次の読み物:

  1. Claude Code 完全ガイド 2026 - このガイドの最新かつ詳細な版
  2. Hooks 完全ガイド - 自動化ワークフローを構築
  3. MCP セットアップガイド - Claude の機能を拡張
  4. Agents 完全ガイド - カスタムエージェントを作成
  5. Director Mode 方法論 - 高度な開発モード

リソース


最終更新:2026-10-21